平成20年08月 南紀ドライブ



2008年08月12日(火)夜〜17日(日)

 毎年夏に家内の両親のお墓がある和歌山県に出かけている。

もう35年以上も通っている。

一部はBLOG・どじっ子亭主の世界の8月に掲載しています。

 和歌山県新宮市の速玉神社。

国道42線で、三重県から熊野川を渡って、和歌山県に入った最初の街が新宮。
橋を渡った所の信号を右折すると300m程で速玉神社だ。

家内の父親が育った家の直ぐ側にある。
 以前は小さな駐車場はガラガラだったが、世界遺産に登録されてからは、夏場は観光で訪れる人の車で一杯になる。

 境内には樹齢1000年以上と言われる、天然記念物のナギの巨木がある。



 今は泊まれる家もないので、ここ数年は紀伊勝浦に宿を取っている。

お墓参りと速玉神社での参拝が済んだら、一路、勝浦に向かう。


 JR那智駅の前の海岸は那智海水浴場だ。

娘たちが子供の頃から来ている。
綺麗に整備された海水浴場になっているが、海水浴を楽しむ人は随分と減っている。
昔は、浜一面がビーチパラソルで一杯になっていた。
13日の夕方と14日一日居たが、人の少なさにビックリした。

 



 那智海水浴場の右前方が紀伊勝浦温泉街で、我々が泊まった(かつうら御苑)は海水浴場に面している。

宿の部屋からは朝日が良く見える。


 那智・勝浦に来たら、必ずと言ってよいほど行くのが「那智の滝」。

毎年同じ駐車場に車を止めてお参りに行く。


滝側からみた参道だが、約200m程の石段だ。
周りはうっそうとした杉の巨木。

この参道に入ると、GPS信号もうまく捕らえられなくなる。

日本一の落差を誇る那智の滝。

観暴台には水しぶきが飛んできて、チョット涼しい!!



 15日の昼過ぎに、一緒に来ている神戸の娘の家に向かった。


昨年は、潮岬、白浜・千畳敷を見学しながら帰った。
しかし、道路の渋滞で痛い思いをしたので、今年は紀伊半島の中央部を抜けることにした。

 紀伊半島中央には、縦に走る道路が3本ある。
1.大台ケ原−熊野ルート
2.十津川村−本宮ルート
3.高野山−龍神−白浜ルート
である。


この3ルートとも既に走破している。
それぞれ、細くカーブの多い道だ。
以前通った時には、未舗装部分が多く、大型車両とすれ違うのがきつい道路であった。

今回、娘たちは十津川−本宮ルートで新宮に来たと言うので、帰りは龍神ルートを通ることにした。
十津川温泉からR425で龍神村に出て、高野山経由で帰るルートだ。


 高速道路で入手した地図を見る限り、R425は比較的短く見えた。
この道は初めて走る道だ。

 R311からR425に入って直ぐ、「失敗だった」と感じた。

一応舗装道路ではあるが、小刻みで急カーブの1車線道路で、片側は急峻な谷、反対側はこちらも急峻な山。
谷とか山とかと言うよりは、崖だ。
小さな川を渡る橋には欄干がなく、直角に曲がって橋を渡る時には「後輪が脱輪するのでは」と思うほどである。
十津川村から龍神村まで全線、こんな感じの道だった。

距離が短く見えたのは小刻みに曲がった道路がほぼ直線に表現されていたためだった。

こちらの車がランドクルーザーだからか、たまにすれ違う対向車は止まって避けてくれることが多かった。
その度に、ランクルの重みで谷側が崩れないか心配になった。

龍神温泉近くには「道路を良くしよう!」と言った看板が立っていた。納得!!

二度と通りたくない道を通った。



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