平成19年12月 国会議事堂周辺



2007年12月07日(金)

 12月に入って冬らしい日が続いていたが、今日は良く晴れて、比較的暖かい感じの日だったので、午後、国会議事堂周辺を散歩した。

近くに住んで10年経つが、散歩でゆっくり来たのは初めてだ。

 地図の左下が溜池交差点、こちらから六本木通りを北上し、首相官邸方面に左折、国会議事堂の裏から議事堂をぐるりと一周した。

地図上に黄色い線で歩いた軌跡を示した(GARMINのGPSを利用)。

国会議事堂前の緑色の部分は、「国会前庭」で北側が西洋式庭園、南側が和式庭園だ。


 ゆっくり歩いてみて、初めて気がついたのだが、議事堂周辺は、いたる所イチョウの木が植わっている。
何処も此処も、イチョウの木。
歩道には銀杏が踏み潰された跡がいたるところにある。
六本木通り沿い、首相官邸脇。
国会議事堂裏、参議院議員会館付近。

 国会議事堂正門前の「国会前庭・西洋式庭園」前の歩道。

国会議事堂、霞ヶ関、と言うと、何か建物ばかりがギッシリ詰まっているような印象を持っていたが、結構イイ感じだ。

都心では、青山・外苑前のイチョウ並木が有名だが、霞ヶ関・国会議事堂付近は隠れた名所!?。
 「国会前庭・西洋式庭園」に入ると、背の高い「時計塔」が空を突いている。
「時計塔」の下には四角い池がある。

人がほとんどいない!
作業をしている人を除けば、散策を楽しんでいる人はホンの数人。
なんて、静かで良い所だろう・・・
 庭園の端は道路を挟んで皇居に面している。
交通量が多い道路の脇に、こんなに静かな庭園があったなんて知らなかった。


 しかも、この庭園の中に、日本の土地の標高を決める基準点である「日本水準原点」があるのだ。
小さいけれど威厳のある建物があるので「何かな?」と近づいたら「水準原点」を保存している建物だった。




 「和式庭園」には、流れがある。
落ち葉が流れている。

ここには、自分一人しかいなかったようだ。


 国会議事堂周辺がこんなに素晴らしい所だったとは・・・

いたる所に警官と警備車両がいるけれど、散歩する所としては、なかなか良いところだ。
これから時々来てみよう。



カメラ:オリンパス μ770SW

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