マッキー レコード

69年。デルマークからのデビューアルバム。B.B.キングやフレディ・キングの影響が強いですが、音が粘っていてカッコいいです。ジャケもいいですね、気持ちよさそうで(ちなみにこの人のジャケは結構強烈なのが多いです)。デビュー作ということで、まだ有名曲が中心です。しかし、このアルバムがきっかけでモータウンへ録音する訳ですから、かなり内容は充実しています。

Love Me Mama
DELMARK DE-625)

84年録音。この頃はフランスで活動していましたが、あまりパッとしません(好きな人がいたらスンマセン)。そんな中でも、このアルバムは結構イイ感じです。モータウン時代と比べると黒さは薄いですが、ソウルフルな感じです。バラードとかいいですよ。逆にこの時期はブルースやらない方が良かったかも(失礼)。
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BAD NEWS IS COMING
GORDY G9641)

 Why I Love The Blues / Little Red Rooster / 4:00 In The Morning (Waiting On You) / You Done Lost Your Good Thing (alt)/ Five Long Years / Dust My Broom / Every Night About This Time / Love Me Mama / The Sky Is Crying / Help Me / You Done Lost Your Good Thing Now / Bloomington Closer / Little Red Rooster (alt) / Waiting From Door To Doo

72年。モータウンでの1枚目。B.B.キングの影響大ですが、許せます。デルマークのデビューアルバムから期待を受けて発表された為か、ちょっと地味な感じ。オーソドックスな曲が多いです。でも音はやっぱり黒いのです。ここからの3枚はどれも良いです。

Turn Back The Hands Of Time / I Can Make It Thru The Day (But Oh Those Lonely Nights) / The Bum Is Mine / Hollywood Be They Name / That’s What Love Will Make You Do / Night Life / Full Speed Ahead / Cross-Cut Saw / Bloomington Closing

Backtrack / Life Is A Bitch / Reaching Out / Parking Lot / Serious / Just Memories / Should I Wait / Let’s Try It Again / We’re On The Road

これはもう、ぶっちぎりの名盤です。ブルースの名盤というだけでなく、ファンク、ソウルの名盤としても通用しそう。曲はほとんどがカバーなのに、最初から最後までカッコよすぎます。相変わらずの黒さが際立ちます。この路線を追求すると思いきや、次からはまたオーソドックスな感じに戻っていってしまいます。一体このアルバムは何だったのでしょうか。とにかくスゴイです。

THE LITTLE RED ROOSTER / EVIL IS GOING ON / RAGGEDY AND DIRTY / ROCK ME BABY / BAD NEWS IS COMING / CUT YOU A-LOOSE / DUST MY BROOM
SERIOUS
(BLIND PIG BP2287)
BLUE STREAK
(ALLIGATOR ALCD 4834)

All The King’s Horses / What Have I Done Wrong? / Big City / Move From The Hood / What’s Going On In My House / I Believe / Cherry Red Wine / Walking Papers / Think With Your Heart / You Don’t Know / Should I Wait? / MidnightCreeper

95年。アリゲーターからの2枚目。前作“Bad Love”でアメリカに復帰。かなり注目を集めましたが、その勢いで録音されたこのアルバム、前作よりお気に入り。メンフィス・ホーンズが参加。ソウルとブルース、両方とも完成度が高くて楽しめるアルバム。ノリに乗ってる時期ですからねえ。この後の”Reckless”もカッコいい。が、その97年に亡くなってしまうんです。本当に残念。生で見たかった〜。

アリゲーターのHP
最近のアルバムはとりあえずこっちでチェック

Little Red Rooster / Raggedy & Dirty / Cut You A Loose / Dust My Broom / Luther’s Blues / Somebody Pretty Baby / Easy Baby / Part Time Love / Now You Got it / K.T / Let’s Have A Little Talk / Drivin’ Wheel / Into My Life / I Can Make It Thru The Day / That’s What Love Will Make You Do / Night Life / Last Night I Lost The Best Friend I Ever Had

LUTHER'S BLUES
GORDY G967V1)

LUTHER'S BLUES / SOMEDAY PRETTY BABY / EASY BABY / PART TIME LOVE / NOW YOU GOT IT / K.T. / LET'S HAVE A LITTLE TALK / DRIVING WHEEL / INTO MY LOVE

74年。モータウンからの2枚目。1枚目の同じ路線。1枚目よりアグレッシブになった感じ。3枚目に繋がりそうなファンキーさも見えます。モダン・ブルースとして同時期のB.B.キングやフレディ・キングなんかと並べて聴いても違和感ないと思うのですが。誉めすぎですかねえ。

NIGHT LIFE
GORDY G6-974S1)

The Motown Years 1972-1976
Motown 31435-0612

モータウンでのベスト。僕としてはルーサーはモータウンがベスト。だからこのCDはかなりお気に入り。モータウンでは3枚アルバムを出していますが、どれもカッコイイです。とにかく黒い。真っ黒です。黒すぎます。ギターもかなり尖っています。ワウワウもいい感じ。モータウンの3枚はCD化されているんでしょうか。されていなければ、これは聴くべし。

SWEET HOME CHICAGO
(Delmark DL-618)

ルーサー・アリスンの初録音が聴けます。それだけでこのアルバムは聴く価値有り。ギターはフレディ・ルーレット、ピアノはオディ・ペインです。後のモータウン録音も好きですが、この2曲も良いです。
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Luther Allison
MY LUCK DON'T EVER CHANGE / GOTTA MOVE ON UP

ann arbor BLUES & JAZZ festival 1972
(ATLANTIC )

Luther Allison
Please Send Me Someone to Love

ルーサー・アリスンは一曲のみ。しかしこの一曲がイイ!B.B.キングかと思うようなスクイーズ・ギターを聴かせます。ハウンドドック・テイラーなど他の出演者も最高ですよ。未CD化らしいですがもったいない!

↑内ジャケの写真です。

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