Text - Ｍｏｖｉｅ
| ブリジット・ジョーンズの日記 Bridget Jones's Diary |
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| のっけからなんですが、レニー・ゼルヴィガー、太ったなあ……。たぷたぷです。バニーガール姿の時なんて、胸の肉があふれ出ちゃってるぞ。巨乳、ってのともまた違うんだよね。役作りのために、自分をここまで崩して頑張った根性には頭が下がりますよホント。 お話そのものは他愛ないもので、３０過ぎで独身の女性が、恋に仕事に頑張りつつ、やがて幸せを掴む、という内容。 それでもこの映画が面白いのは、何より主人公ブリジットの人物造形が魅力いっぱいだから。劇中ではモテないとか何だかんだ言ってますけど、ブリジット、カワイイですよ間違いなく。普通に。映画を実際に観てみるまでは、もしかしたらもっとこう「あたしは他の女とはちょっと違うのよ」みたいな、いけ好かない女かも知れないと思っていたのだけど、全然違いました。すごく自然体で天真爛漫。そして、そういうキャラクターを演じてもまったく違和感も嫌味もないレニーがまた、いい。正にキャスティングの勝利だと思います。 映画的に狙い過ぎなドジっぷりも多々あって、さすがにそれはどうかと思ったりもしたから、このブリジットっていうキャラクターが独身女性の代表として「リアル」とは、ちょっと呼べない気もします。 が、そういうことはさておいても、この映画はコメディとして単純に笑えるし、楽しいので、それで十分。暖かみのある雰囲気、テンポのいい会話、個性的なキャラクター、どれも非常に好感度高し。○が６個っていう点数はちょっと甘めですが、個人的にこういう映画はすごく好きなんで、ま、いいでしょ。 |
(02.05.22)