How to かせかけ

 3本の羽根は結束糸でしっかりと結んでおきます。今回は周長が150cmなので、1本目と2本目、2本目と3本目の羽根の間は25cmになります。こうしておくとパッと羽根を開いたときにいつでも正6角形を保つことができます。
 作業前に3本目と4本目の羽根を結んで、6角形を固定してからかせかけを使います。
 周長を短く、羽根を畳んで使うときは、固定した結束糸はたるませて、最後の3本目の余った糸を4本目に固定して、羽根を安定させます。

 最初にカウンターをゼロにセットします。
 糸は端を輪にして羽に引っかけます。そのまま、ハンドルを時計回り(右)に回しながら糸を巻いていきます。その時、右手でハンドルを回しながら、左手は糸を前後に振りながら(横棒に対して左右に振りながら) 巻いていきます。

 巻き終わったら、カウンターの紐を外し、糸の束を真ん中から2つに分けて、紐で8の字に縛ってかせをまとめます。羽をたたんで支柱から持ち上げかせを外します。

 また、かけかけから別のボビンや小枠などに巻きとる時は、ハンドルをはずして、糸が下から出てくるように引き出します。こうすると糸にかかる負担が少なくてすみます。