裁縫テーブル

天板:ゴム集成材 脚:2x4材 天板 2000 X 880 mm

 山の神、ミシンを買い直したので、裁縫テーブルを作りました。天板は木よう大工さんのゴムの集成材。ゴム材は、重くしっかりしていて、工房の作業台にも使っている材です。テーブルの条件は組み立て式。狭い山小屋なので、使わないときは5つのパーツに分解してベッドの下に収納。組み立てに手間がかかると面倒なので、8mmの4つのねじ(ノブスター)で組上がる構造です。
 ところで、ミシンはCOMPAL1500Qというブラザー製ですが、、最初コンパックと聞き違い。ん? コンパックってミシンも作っているの??と間抜けな勘違い。本当、最近は耳が遠くなりました。年は取りたくないもので、、。 ところで、COMPALって何語でしょう??音だけでは、金春という漢字が浮かんでくるのですが、これ能ですよねえ。
なにやら和の雰囲気で不思議な感じです。

 脚はこんな構造です。4カ所の突起がミソ。このでこぼこでしっかり脚同士を固定します。天板をゆすっても大丈夫。まあ、2X4はそもそも建材なので、テーブルの脚としては十分でしょう。

 天板の裏には5カ所にキャスターがついています。2m X 88cmの広い天板なので、薄い材ですがキャスターが必要になります。天板は脚に嵌っているだけなので、上に持ち上げて外して、ごろごろとベッドの下に収納です。

 天板の裏についたキャスターとコーナーのストッパーです。コーナーのストッパーはテーパーの付いたヨーロッパブナ、旋盤で加工します。

 
洋裁のテーブルは、型紙や裁断など、立って使うのが基本なのでちょっと高め。前に作った咲きおりのテーブルも収納できます。奥に見えるのは、クラフトフェア用に作った2x材のテーブルだけど、オフシーズンはアイロン台として働いております。
 で、テーブルができたら、今度は、ちょっと高くなったテーブルで、ミシンを使うときに使う、ちょっと高い、座ったまま動かせる軽いスツールがほしいと、、

 ということで、栗で背の高めのスツールを製作。この程度のものなら、負担にはなりませんが、軽くと言われると1寸厚の材を、わざわざ薄くしなければならず、ちょっともったいないような。脚はちょっと太いくらいの方が見た目安定感があるのだけれど。 
 右の咲きおり用のスツールに比べると少しのっぽです。

【マウスロールーバー】

 今回楽になったのは1枚板の座板。以前紹介した単管ルータープレーナーで30cm位の幅の板だったら楽に平面が出せるようになりました。
前のスツールの座板は2枚矧ぎ。そのため真ん中に支えの板が必要だったのですが、今回は1枚板なので後ろはすっきりと。
 最初はエプロンを作るということで、結び紐はインクルルームで作ることに。 ひもなので幅は狭く。これくらいの幅なら組織図を見ずに織れるので、インクルの友も不要。さくさく織り進めます。インクルルームでつくるテープは、織りが趣味というより、洋裁やパッチワークを楽しむ人がバーツ作りに使うものというような気がします。

【マウスロールーバー】

 
自家用のインクルの桜も、だんだん良い色になってきました。ようやく落ち着いてきた感じです。