広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2015/08/23
「あら探しをやめる」


 ピリピ人への手紙 1章  9-10節 


「私は祈っています。
 あなたがたの愛が真の知識とあらゆる識別力によって、
 いよいよ豊かになり、
 あなたがたが、真にすぐれたものを
 見分けることができるように。」

 8月7日(金)のデイリ―・ブレッドに「あら探しをやめる」という文が載っていて、ドキ!っとしました。「あら探し」は良くないことはだれでも知っています。特に信仰者にとっては「なぜあなたがたは、兄弟の目の中のちりに目をつけるが、自分の目の中の梁には気づかないのですか。マタイ7:3」のみことばによって、相手の落ち度について、なかなか言うことができません。では、相手が自分の誤りにいつまでも気づかなくてもいいのかというと、それも無責任のように思います。このみことばの深い意味は、「まず自分の目の中の梁を勇気を持って取り除き、愛を持って相手の目の中のちりを指摘すること」と自分なりに解釈していました。

 しかし、その文に「知識を得て理解力を増すなら、その分、愛も豊かになる。これが神の計画です。辛口の批評をしがちなことに気づかなかったり、配慮を怠ったりするのではなく、自分の知識や理解は、共感力を養うために使いましょう。あら探しではなく、思いやりを育てましょう。」とあり、新しい道を示されたと思いました。今の時代はあらゆる意味で、私たちの信仰も教会も、将来が危ぶまれるような時です。そのような中でまず求められることは「自浄作用」でしょう。共に良きものを求めましょう 。

(文=松本俊雄 牧師)


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