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2014/07/06 恵みをむだにしない信仰の技術力 Uコリント人への手紙 6章 1節 「私たちは神とともに働く者として、 あなたがたに懇願します。 神の恵みをむだに受けないようにしてください。」 先週の月曜日(6/30)教会新規墓地の契約に霊園に行きました。事務所で契約を済ませ、外に出ましたら丁度昼時で霊園の管理をされているらしい作業員の方々が大勢、軽トラックで事務所に戻って来たところでした。そして見ると軽トラックの荷台には、作業中に収穫したのでしょうか沢山の梅の実がビニール袋に入れて積んでありました。そして作業員の方々が近くにいる霊園に来られた方々に声をかけ、「必要ならお持ちください」と無料で配り始めました。私も思わず「これはありがたい」と1袋(2〜3キロ入)もらいました。 しかし、この時不思議に思ったことは、もらっていない方も大勢いたことでした。どうしてこんな良い物をもらわないのだろうか?その時思い当たったのは、私が喜んでもらったのは、梅の実を見てそれが、梅干し、梅ジャム、梅酒、梅ジュース等の美味しいものに加工することが出来ることを知っていたからではないでしょうか(子どもの頃、農家で育った私にとって梅の実は大切な食べ物でした)。 それと同じように神さまの恵みも、それを加工する信仰の技術力がなければ、その恵みがわからず受け取らないのではないでしょうか。私自身今まで沢山の恵みの素を、それを加工する信仰の技術力がないために、むだにして来たのではないかと思いました。これから信仰の技術力も身に付け、恵みをむだにしないようにしたいです。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |