フロントのブレーキホースをPLOTのスウェッジラインプロブレーキホース(トライピースタイプ、STPB304FT)に交換しました。
ステンレスバンジョーや削りだしのセパレーターなど、良い雰囲気ですね。もともとソフトタッチが好きだったんですが、いろんな人のFazer改を乗り比べているうちに、メッシュホースにしてみようと思い立ち、フルード交換を期に換えてみました。
心配していたほどガッツン感はないですが、タッチは当然硬くなります。
これは、メタリカのパッドがシムを使わない(純正シムは入らない!)ので、それによるタッチの硬さもあると思います。
その後、どうもステンバンジョーが錆びやすいことが判明しました。「ステンレス」の名が泣くぞ!

その週末、昼までにバイクのFディスクローターを交換しようと、ジャッキアップしてFホイールを外しました。
実は、サンスターから一端ノーマルディスクに戻したとき、どうせ短期間でまた交換するからいいやと、プレートを固定するボルトをネジ留め剤を使わずに再使用したのでした。それが悪夢のような一日の原因となるとは....
さて、ディスクを外そうと、ソケットレンチの6mm六角で「くぃっ」と
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あれ?
「ぐいっ!」
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だめぇ?
まあ、こういうことは良くあるので、潤滑スプレーを吹いて、しばらく浸透するのを待って、それからハンマーでネジの頭をがんがんっと叩いて、っと。
それでもって、ソケットのハンドルを小さいラチェットハンドルから長めのものに換えて。
呼吸を整えて一気に、ぐいっ!
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ナメた... (*_*)
結局、合計12本のうち外れたのは5本のみ。しかも、あざ笑うかのように、空には雷鳴が轟き、雨がザーっと。
これ以上深みにはまる前に、ホイールを車に積み込みました。
あきらめて昼食後、「普通じゃない作業はここしかない!」ということで、まっすぐ忠男レーシングへ。
「Sさ〜ん、まずいことになっているんですけど...」
「ほいほい、こういうのはねっ」とやおらハンマーで叩いてから回す...いや回らない。
インパクトレンチに換えて、ガンガン!...でも回らない。
Sさんの口数が少なくなってきて、なにやら重い空気に。
「これはナットを溶接するしかないね〜」
というわけで、6mmくらいのナットを取れなくなったネジの頭に溶接して、メガネレンチで「えいっ!」
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折れた... (*_*;)
この時点で、「もはやホイールをあきらめる。どうせならエンケイかマルケジーニか?でも予算どうする?」という妄想が頭の中をぐるぐるしてきました。
しかし、プライドをかけて真剣勝負するSさんはスゴイ。瞳に炎を浮かべつつ、グラインダーや溶接やなにやらいろんなものを駆使して、徹底的に補強したボルトの頭を造ってしまいました。


「ぐいっ!」....回った〜〜!!!
結局、取れなかった7本とも、スペシャル加工で無事取り外すことができました。

Sさん曰く、「最悪のカミかた」だったそうです。w
新たに付けるウェーブディスクは、忠男レーシングにいるうちに新品の純正ボルトとトルクレンチで慎重に取り付けましたとさ。めでたし、めでたし。
今回の敗因は、再使用不可のナットを再使用したこと、短期間のつもりだったのでネジロック剤を使わなかったけど、心理的に緩んじゃいやというのがあって、ついつい強く締めてしまったことですね.....
あと、プレートを止めているネジは特殊で、M6のネジにM8級のアタマがついているので、それも締めすぎの心理的原因かも。
さて、ウェーブディスクを使ってみての感想は、「ともかく軽い!」です。
なんか600クラスのバイクに乗り換えたみたいです。60km/hでスラロームしたときに、いままでの40km/hくらいのときのように感じます。フロントホイール関係で0.6kg軽量化はやっぱり大きいですね〜。
フォークの突き出しやリアのイニシャル調整などで旋回性重視方向に振っていることもあって、なんかほんとに良く回ります。なにげない交差点の左折とかでも、意外なほどにクイッと旋回しやすくやすくなりました。
これだけ軽くなると、なんかフロントまわりの落ち着きがなくなったような印象も受けます。ジャイロ効果が小さくなったからでしょうか。高速走行時の横風やコーナー立ち上がりで路面が荒れているときとかに、すぐ収まる程度ですがフロントに軽いブレが出ます。ツアラーは無理に軽量化しないのも、このあたりの落ち着きがほしいからなんでしょうね。
効きは十分です。ワインディングで流している範囲の減速なら今までより軽く効く感じです。ただ、ブレーキ一定でも後から徐々に効く感じが少し感じられます。
これまで使った3種類のディスクプレートの印象をグラフで書くとこんな感じです。

フロントに合わせてリアのディスクローターもウェーブタイプに変更しました。
ただし、リアはブレーキングではなくGALFERにしました。
ブレーキングでFazerに適合するディスクを選ぶと、なぜだかフロントディスクと結構イメージが違うデザインになるのです。
こんな感じ。
これはこれで、軽快なデザインで良いのですが、もしやと思ってガルファーのほうを調べてみると、Fazer適合のリアディスク(DF471W)がブレーキングのフロントと似ているではないですか!
![]() これがブレーキングのフロント |
![]() これがガルファーのリア |
前々から気になっていたことですが、バックステップにしてからRブレーキのタッチがいまいちでした。効き始めからロックするまでのストロークが大きくって、さらに、その間に「ギリギリギリ」という感じのきしみが感じられるのです。
デザイン優先で、ちょっと危ういリンクを介してマスターを押しているせいだと思います。
さらに、ウェーブディスク+デイトナパッドの組合せが奥で効くタイプだったので、このネガティブなところが強調されて、コントロールしにくくなってしまいました。
どうせブレーキホースも経年劣化することだし、この際リアのホースもフロントと同じSWAGE-LINEのステンレスバンジョーのもの(STRB304)に交換することにしました。
もう一つの軋む感じですが、ペダルとマスターをつないでいるリンクが力を入れると横に逃げるような動きがあったので、それを押さえるように多少リンクの固定方法を工夫したところ、かなりましになりました。それでも途中で軽く「かくっ」となるときがあるのですが、どうやらこれはマスターのようです。近いうちにオーバーホールかな〜。

試乗したところ、初期の食いつきはあいかわらず弱めですが、その先では、これまでより短いストロークでリニアに効いてくる感じです。リアホースは目立たないので見た目の盆栽効果(笑)はいまいちですが、リアブレーキシステムトータルとしてこれまでより確実にコントロールしやすい特性になりました。
もう少し弱い力で初期から効いてくれたら、もっと使いやすくなると思いますので、いずれパッド銘柄を変えるかもしれません。
我がFazerも製造後6年(推定)経過したので、さすがにマスターシリンダーのオーバーホールを考えたのですが、それなりに金額もかかるので、それならいっそ評判の良い'04R1純正のブレンボ(俗称やまんぼ)セミラジアルにしようということになりました。
早速、忠男レーシングで発注。これで、いちおう前後やまんぼだ〜!
今後やる方のために、今回使ったパーツの一覧(2007年4月現在)を書いておきます。
<ヤマハ> 計11,303円 5VY-W2587-10 マスターシリンダサブAssy X1 @6,101 5VY-2589F-01 ボルト,レバー X1 @746 5VS-2586F-00 ナット,カバー X1 @58 5VY-83922-00 レバー2 X1 @2,489 5SL-25894-20 タンクリザーバー X1 @641 5VY-25854-00 ダイヤフラム,リザーバー X1 @357 5VY-25855-00 ブッシュ,ダイヤフラム X1 @95 5VY-25852-00 キャップ,リザーバ X1 @242 5VY-25895-10 ホースリザーバ X1 @137 90467-120A3 クリップ X2 @58 5VY-2589G-00 ホルダー X1 @89 5VY-2589H-00 スクリュ X1 @58 5VS-26332-00 ボルト X2 @58 90111-05026 ボルト x1 @58 <デイトナ> 送料込み計2,410円 36206 NISSIN ミラーホルダ クロ x1 30895 タンクステー,ブレーキ(ブラックアルマイト) <アントライオン> 7,200円 08701-TB ブレンボセミラジアル用(チタンブルー)
レバーを以前からのお気に入りのアントライオンに交換したのですが、それでも部品代は20,913円でした。レバー純正のままなら、なんと奥さん、13,713円です!!
本家ブレンボやニッシンのラジアルと比べると、かなり安くあがりますね〜。
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仕上がりはこんな具合です。 レバーをアントライオンにするだけで、ヤマハ純正っぽくなくなりましたね。 MRAのツーリングタイプのスクリーンはハンドルとのクリアランスきついのですが、まったく干渉せずに収まりました。 (個人的覚え書き:フルードはelfのXT3167) |
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POSHと書いてありますが、忠男社長が台湾から仕入れてきた「台湾のPOSH」(?)製だそうです。ISAとかのと比べると仕上げはやや雑ですが、チタンであることには変わりないので、軽〜いです。 今なら2000円でサービスするそうですので、皆さんいかが〜? |
その後、「オロナイン軟膏」みたいな大きいリザーバータンクが目の前にあるのが気になるので、リザーバータンクを小さめのものに交換してみました。
以前ドラスタで見つけて買っておいたのと、パッケージを捨ててしまったのでどこの製品かアヤシイです。確かデイトナのリザーバータンク&ホースのセットの「S」だったと思います。
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見た目、こんな感じになります。 上の写真と比べると白い部分がかなり低くなっているので、印象としては1/3くらいになったような気がしますが、容量はだいたい1/2です。 ブレーキフルード交換の際のエア抜きはちょっと神経を使いそうです。調子に乗ってフルードを送り出すとすぐなくなりますから。 |
