<おばけ体験>

 

 夏ですから(今は8月)どうしても語りたくなってしまうおばけ体験をば・・・。

 といっても、私はありがたいことに見ることはなくて、今のところ、すべて音(聴覚)

です。だから、あんまり怖い感じの話にはならないですね。見たら怖いだろうなぁ・・

と思います。でも、本当に霊が見える人何人かに聞くと、「関わらないようにするだけ」

ということで、あんまり怖いとか思ってる様子はなかったです。でも、話すと寄ってく

るから、と多くを語ろうとはしてくれませんね・・・。一番怖さを感じている人は、気配

だけを感じている人なのかしら・・・。

今この文章を書いてると突然雨が降ってきたのも気配の一種なんでしょうかね?基い、

私は気配を感じる事はあんまりなくって、その上、音がするまで気づかないようです。

鈍感なんでしょう、おそらく。でも、せっかく体験したおばけ体験、書かせて頂きたいと

思います。幸い雨も小降りになってきたことですしね。ナムアミダブツ、ナムアミダブツ。

怖い人 or 敏感な人は、戻って下さいね。あんまり怖くは書けないと思いますが・・。

 とても長いです。最初にお断りしておきます。

 

 小学校3年生の教室は、校舎の3階にありました。ベタな話ですが、3階のトイレに

は「3丁目の花子さん」がいたんですね。(ちなみに私が4年になったとき、2階のト

イレに「2丁目の太郎君」が出るというウワサが広まったのですが、これはうちの学校

だけの現象だったのでしょうか??)私の小学校は、廊下の西端と東端にひとつづつ

トイレがありました。昔は、生徒の数が多くて7クラスくらい教室があったのですが、

私の入学時(一応団塊jr.なのにねぇ)3クラスしかなくて、東側の教室ばかりを使っ

ていたので、廊下の西端は人もいなくて、電気もついていなくて暗くて怖い感じでした。

当然、花子さんが住んでいるのは、西端のトイレで、生徒達は極力西のトイレには、

近づかないようにして生活していました。

 確か、冬休み前の終業式の前、式の前にトイレにいっておこうと思ったら、既に長蛇

の列が出来ていました。ああっ、早めにいっておけばよかったよ!と後悔したけれど、

もう遅い。少しの間並んでいましたが、絶対式までに間にあわへんっと判断した私は、

「トイレはトイレじゃ」と、一人で花子さんトイレに向かいました。こちらはガラ空き、

ちょっとドキドキしながらも用を足して、ホッとした時「○○さ〜ん」と私を呼ぶ声が

聞こえたのです。「げ、花子さん?!でも、もしかしたら私と同類かも?でも、なんで

私の名前が分かるんだ??あ、そっか、脱いでる上靴に名前が書いてるもんね、誰かが

呼びに来たんやな」とぐるぐる考えてる間に、返事をするタイミングを逃し、でも花子

さんには返事をしないほうがいいっていうしね、出たら分かるやろ、といそいそと個室

を出たのですが、し〜んとして、誰もいる気配はナシ。ええ、じゃぁあれはマジで花子

さんやったのん?!急に怖くなった私は、手も洗わずに走って教室に向かいました。

それから私は西のトイレを使うのは絶対に止め、二度と花子さんに会うことはありませ

んでした。

 

 

 NZの南島にある街、ダニーデンにあるユースホステルは、もと病院でghostが出る

というウワサがとても有名なユースなのです。ホントですよ。

ガイドブックの一部を写真に撮り

ましたが、ちゃんと書いています。

(見えにくくてゴメンナサイ)

 ダニーデンはオタゴ湾の奥に

位置する美しい街。魔女の宅急便

のキキの行った街に似ています。

 さて、ユースに予約の電話を

入れたら、何故かドミトリーが

一杯で、シングルなら空いてい

ますよ、との事。普通シングル

なんか、取れないのに、さすが

ghostの出るユースは違うね、と思ったのですが、好奇心に負けたのと、他の宿を探す

のは面倒だったので、そのシングルの部屋を予約しました。シングルの部屋はこざっぱ

りとして中々快適で、ちょっとドミトリー疲れしていた私は、あ〜シングルとって良か

った、と荷物をだだだぁっと床に広げながら思ったのでした。

 

 さて。その晩、案の定というか、ものすごい金縛りにあいました。結構中・高時代は

金縛りにあうことが多かったので、雑誌に載っていたよく効くおなじない「ものごと

に影も形もなくなれば遺恨というはなでかあらやめ」と唱えてみたのですが、解けない

っていうか、NZのおばけには日本語通じない??あら〜と思ってる内に部屋のドア

をトントン・トントンとノックする音が聞こえてきました。腹の底から恐怖が湧いて

くるのを抑えつつ「気合――!」と気合を入れると金縛りは解けました。(この時以来

私は金縛りにあってもおまじないを唱えるのは止めて気合一色になりました)それで

も、部屋のノックは続いています。安眠妨害された私は、かなりムカッ腹が立ってき

て、ドアに向けて「あんた何か言いたいことがあるんやったら、日本語で言いや?!

こんな夜中に英語で話されたってわたしゃ知らんで!日本語話されへんのんやったら

ノックやめれ!」と念を送ったら、だんだんノックは気弱になってきて、やがて消え

てしまいました。今から思えば、日本語話せるおばけやったらどうなってたんだろう

???

 翌日はドミトリーに変更になりました。私はドアの一番近くのベッドでした。また

夜中、トントン・トントンとノックが聞こえてきました。またおばけかぁ?と思いつ

つ(この時は金縛りにはならなかった)、あ、ここはドミトリーだから誰か締め出さ

れたりしてるかもな?と、念のため、8つあるベッドに全員いてるか数えてみました。

うん。OK。ノックはおばけ決定、という訳でまたドアに向かって「あんたなぁ〜」

と念を送りかけた瞬間、ノックはピタッと止んでしまいました。多分おばけに嫌われ

たんだろうなぁ、私・・・。NZはさすがイギリス系という感じで、そこのユースに

は「ghostに遇えたら自慢するノート」が置いていました。読んでると、ノックする

のが彼?の定番みたいでしたね。私もノートにうれしげに書き込んできました☆

 

 

 次の話は、とても申し訳ないお話です。本当にゴメンナサイっ。何故ゴメンナサ

イなのかは、読んで頂くと一目瞭然です・・・m(__)m

小笠原の父島は、太平洋戦争の時に戦場になったのは割りと知られた話のはず。

沖縄戦と違って住民はアメリカに攻撃される前に疎開させられていたのですが、戦跡

はかなりあり、楽園の島に暗い影をおとしています。

 私が後輩にへばりついて小笠原に行ったのは、ぷーたろー時だったので、後輩が帰

った後、5日程滞在を伸ばし、もう少し父島を散策しようと思いました。とりあえず

原付を借りて、父島一周を計画したら、ユースホステルのヘルパーのお兄さんが、

「今暇だし、案内するよ」と言ってくれたので、彼についていくことにしました。

コーヒー園を見せてくれたり、翌日のみそしるの具になるパパイヤを落としたり、

色々楽しかったです。さて島の東側に出た所で「この倉庫は、旧日本兵が立てこも

って銃撃を受けた倉庫。出るらしいよ。入る勇気ある?」と試すような事を言って

きました。売られたケンカは買ってしまう悲しい性の私。「大丈夫ですよ。別に怖く

ないですよ」と中に入ってぐるぐる歩き回りました。「すごいなぁ〜、まさか本当に

入るとは思わなかったよ」と、呆れ顔のお兄さん。。

 

 しかし、その時、お兄さんには言わなかったのですが、それから何か妙に右手が

アクセルを回しすぎてしまいそうな、何か変な感覚になっていました。ものすごく

慎重に運転して、無事にユースに帰りついた時には、か〜な〜りホッとしました。

でも、夜になっても、何か妙な感覚は消えなくて、寝に行くのが嫌で仕方ありませ

んでした。事情は言わずに「今日は、眠くないから起きててくれる人いる?」と

聞いたら、宿泊者の中で3名の賛同を得ることが出来て、皆でべらべらと色んな事

をくっちゃべっていました。夜中の3時頃、少し眠くなってきて、もう寝ても大丈

夫かな?と思った頃・・・。

 私の2段ベッドの下で寝ていた女の子が「もう、ものすごい怖い夢見た。もう寝

られない」と青い顔をして起きてきました。その夢の内容とは・・・

 

 彼女が小笠原の海岸を歩いていると、何故かそこに甲冑が落ちていた。その甲冑

があまりにも綺麗で贅沢な作りだったので、「わ〜い、いいもの拾った」と早速着

こんだそうです。着た途端、甲冑にはまだ人間の腐った皮膚がついていて、それが

彼女の体に張り付いて取れなくなってしまった・・・!あわてて脱ごうとしても

取れなくて、蛆虫がボタボタボタっと落ちてきて「ぎゃー!」と叫んで、目が覚め

たと、思ったら、まだ夢の中で、銃弾飛び交う小笠原のジャングルの中で身を潜め

ていたのだったと・・・。ものすごい恐怖だったのだと・・・。次に目が覚めた時

が夢の中でなくて本当に良かった、と・・・。

 

 皆、「怖い夢だね、もう大丈夫大丈夫。このままずっと起きてるからね」と彼女

を慰めていました。でも、私は、その夢きっと私のせい・・・、と本当に申し訳な

く、でもどうしても懺悔できなくて。皆と一緒に話題を変えて「まぁまぁまぁ」と

いう感じで、結局徹夜してしまいました。朝になる頃には彼女も元気になって、良

かった。。別れる時もその事は言い出せずに、私の胸の中に閉まったままでした。

夢の中に何故、甲冑が出てきたのか・・・?当時私が、吉川英治の平家物語を読ん

でいて、小笠原にも読みかけを持っていっていたのですが、巴御前や葵御前など

女武将の出てくる木曽義仲編だったのでした。。。

おばけの方々にもその子にも本当に迷惑をかけました。本当に本当にゴメンナサイ

     ・・でも一番悪いのは私をけしかけたユースのヘルパーの兄さんやねんで?!

 

 

今年の春ごろ見た怖い(というかしんどい)夢。夢の中で気が付くとえらく暗い

悪意に満ちた空間に横たわっているのに気づきました。ま、いいや、とそのまま

放っておいたら、突然「どうしてこんな所に人間がいるのだ?」と男性の声が

耳元ではっきり聞こえたと同時に耳鳴り&金縛り&体がぐらぐらと揺れ始めまし

た。震度3?震度4?みたいな感じで。この金縛りを解くのもえらく苦労したの

ですが、起きてからも頭がガンガンして翌日一杯続きました。サイアク・・・。

 あの時、私の意識は人間の行ってはいけない場所に行っていたのか?一体何処

なんだ?!イメージとして一番近いのは、ロード・オブ・ザ・リングで指輪をはめて

しまったフロドの状態です。サウロンの悪意だったのか?!フロドの大変さと偉

大さを少し理解できた気になったのでした。

 

 以上。長い話、最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございます。

最後の夢を除いて、私の場合、「飛んで火にいる何とやら」というのばっかりで

すね(汗)これから本当に気をつけたいと思います、と再認識した次第でした。

 

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