事務局
〒710-1301 岡山県吉備郡真備町箭田2387
相談室 藤井
   第110号  2004年9月発行
≪7月定例会の報告≫
 7月は家族の方のみによる座談会でしたので、議事を残しておりませんが、会員の皆さんは予定の時間が過ぎても話がつきず、帰宅の途につかれたのはずいぶん遅くなられたようでした。

≪8月定例会の報告≫
 8月は病院の夏祭りに各個人で参加していただきました。

≪お知らせ≫
@9月定例会は19日(日)13時30分より、医師の川田清宏先生に「病気と薬の話」について講演していただく予定です。
A10月定例会は28日(木)14〜16時、今年新改築となった岡山県立岡山病院(岡山市鹿田本町3-16、086-225-3821)を見学の予定です。参加希望の方は9月19日までに事務局へお申し込み下さい。病院車で送迎をいたしますが、参加申し込みが多数の場合は直接現地集合となることがありますのでご協力をお願いします。
B10月8、9日、岡山衛生会館にて日本精神科救急学会が開催されます(8日は9時、9日は8時30分から)。参加費は当日3000円です。
☆主な日程
□8日(金)
・セミナー
「ボストンにおける精神科救急現場と地域の実情について」
・シンポジウム
「人格障害に対して精神科救急は何をなすべきか」
□9日(土)
・シンポジウム
「精神科救急とACTー救急事例化する前後を見通してー」
・セミナー
「マディソン市における25年間のACTの事例を通して」
・講演(中島豊爾県立岡山病院院長)
「人間存在の狂気と尊厳」
・ワークショップ
「地域から見た精神科救急のあるべき姿」
C岡山県社会福祉協議会主催「精神障害者地域生活支援セミナー」が9月16日(木)10時15分から岡山衛生会館三木記念ホールで開催されます。参加希望の方は締め切りが迫っておりますので至急(9月10日まで)事務局までお申し出下さい。参加費1000円を後日精算いたしますので、領収書を受け取ってください。
日程
10:30〜12:15 『精神障害者の地域生活支援と権利擁護』
         講師 川崎医療福祉大学 松宮透高氏
昼食(当日受付で弁当販売あり)
13:00〜15:30 『心の健康問題の正しい理解のための普及啓発検討報告』
         報告者 岡山県精神保健福祉センター 藤田所長
        『私たちが取り組む精神障害のある人の地域生活支援』
         報告者 スピーカーズビューロー(当事者)
             精神障害者家族
             精神障害者地域生活支援センター
             清音村社会福祉協議会
             地域福祉権利擁護事業専門員

■ニュース
 今国会で成立した新年金法の障害年金に関する事項で、平成18年4月以降実施予定のものに以下の項目が加えられました。
「障害年金を受給しながら会社勤めをしていて65歳に達したとき、働いていた期間の厚生年金部分を障害年金に上乗せすることができる」
<解説>
 これまでは障害基礎年金を受給しながら厚生年金加入の会社に勤めていた人が65歳になったときは「障害基礎年金」か、「老齢基礎年金+老齢厚生年金」のいずれかを選択することになっていましたが、障害を持ちながら働いて保険料を納付していたことが年金給付に反映されにくかったため、新しく「老齢厚生年金+障害基礎年金」という選択肢を設け、就労促進をはかることになりました。
 たとえば長年、会社勤めをしていた人が中高年になって障害年金を受給することになり、休みながらでも定年を迎え、65歳になった場合などはこれまでかけてきた厚生年金保険料の部分が活かされ、より多くの年金を受給できることになります。

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