2.歩き旅の基礎・ウォーキング編

ここでは、「歩き旅」の基礎である「ウォーキング」について、私が今までやってきたことを中心に述べてみたいと思います。一口に「ウォーキング」といっても内容は深く、このテーマで市販の本が何冊も出ています。基礎的な詳しい内容はこれらの本を参照していただくとして、これらの中からいくつかの話題について、私の経験を交えてお話したいと思います。

(1)ウォーキングの効能
 まず、ウォーキングの効能です。一般の解説書には必ず書かれているので、詳しくはそちらを参照していただくとして、簡単に項目だけをあげておきましょう。
@動脈硬化と高血圧を直す
A脳卒中を防ぐ
B糖尿病を治す
C骨粗しょう症を予防する
D更年期障害を治す
Eボケを防ぐ
ただ、既に症状が出ているものについての対処療法としてウォーキングを行う場合には、当然医師との相談などが必要です。
私が以下に述べることは、このように健康の維持増進に効果のある「ウォーキング」をいかに長続きさせるか、ということが主なテーマです。

A.ウォーキングに目的を持たせる
 たくさんコースがあっても、そのうち飽きるかもしれない。そこで、私はコースの中に、行くたびに変わる対象物を加えました。具体的には「本屋めぐり」です。最近、急激に店舗数を増やしている「ブックオフ」という本屋があります。古本屋だけに、店舗ごとにおいてある本が違う。また、同じ店舗でも何日かたって行ってみると違う本がおいてある。ウォーキングの目的の一つに、この本屋に立ち寄って本を探すということを加えました。
私のウォーキング時間の範囲内で行ける店舗が15店舗ほどあり、そのすべてを回ってみました。店の大小、得意分野などもわかってきて、よく行く店というのは大体決まってきますが、歩き始めに、さて、今日はどこへ行こうかと考えながら歩くのも楽しいものです。

ちなみに、この1年間で約250冊の本を購入しました。もちろん私の人生の中で1年間にこれだけの本を購入したことはありません。当然のことながら、これだけの本を全部読めるはずはなく、目次とはじめの数節ぐらいに目を通したものがほとんどですが、全部読み通したものもあります。なお、古本が主なので1冊あたりの平均値段は400円くらいです。

とにかく、ここで言いたかったのは、「歩き旅」のときだけでなく普段から「ウォーキング」の習慣をつけてほしいということです。

さて、次にいよいよ「歩き旅実践編」に入りましょう


歩き旅の実践(その1) 計画・準備編


  

玉川上水緑道コース

善福寺川コース

(2)ウォーキングを楽しく長続きさせるコツ
 次の文章は私のホームページ「新・川辺の散歩道」の「川辺の歩き方」に載せたものですが、ここに再録しておきます。

歩くことは健康によいので自分も歩こうかな、と思っている人は結構多いと思います。ただ、はじめの1歩がなかなか踏み出せないでいる。そこで、このような人を想定して、ウォーキングを楽しく長続きさせるコツについて、私の経験から述べてみたいと思います。

●ウォーキングを始めるきっかけ
これは、圧倒的に健康のため、というのが多いでしょう。私の場合も、健康診断でこのままでは糖尿病になる恐れがある、という通知をもらったのが直接のきっかけでした。やや、肥満が気になっていたこともあります。まあ、これは人によっていろいろありますが、根底には健康を保ちたい、ということがあると思います。
            
●はじめの1歩
健康のために本格的に運動するためには、できるだけ毎日継続することが必要と思い、まず、通勤の工夫を考えました。具体的には、電車を1駅前で降りて歩くことです。私は、もともと歩くのは嫌いなほうではなく、天気のよい休日にはカメラをぶら下げて,近郊の名所旧跡を歩き回るというようなこともよくやりました。

●ウォーキングを楽しく長続きさせるコツ@  デジカメで記録
長く続けるためには楽しくなくてはいけない。歩きながら風景の移り変わりを楽しむ、というのが基本ですが、これだけでは少し弱い。私の場合は、途中の写真を撮る、という楽しみを加えました。
もちろんカメラはデジカメで、興味のあるものすべてを画像化してしまう。帰ってきてからパソコンに取り込み、とりあえずサムネイル化しておく。後で気に入ったものを集めてアルバム化してもよいし、スライドショーで眺めるだけでもよい。とにかく、歩きっぱなしではなく、後でも楽しみを繰り返し反芻する。
これが1番目のコツです

●ウォーキングを楽しく長続きさせるコツA  歩数の管理
2番目のコツは、歩数の「目標による管理」です。簡単に言えば、必ず万歩計をつけて歩数を記録し、管理する。これにより、歩数の目標のようなものが自然にできてくる。前回やや歩数が少なかったから、今度はもう少し歩こうとか、前月の1日あたり平均歩数は少し少ないから今月はもう少し歩こうとか。このような発想が無理なく出てきて、歩く励みになれば、しめたものです。

●ウォーキングを楽しく長続きさせるコツB  テーマを持つ
3番目のコツは、ウォーキングのテーマを持つことです。言い換えれば持続できる興味の対象を持つということです。これは、はじめのうちは漠然としたものでよい。やっているうちにだんだんと興味が発展してきて、いつのまにかテーマのようになってくる。
いま、私のテーマは「川」と「街道」です。この二つのテーマは、これからも大事に育ててゆきたいと思っています。ウォーキングのテーマと思っていたものが、そのうち違う方向に発展してゆくこともあるかもしれない。それはそれで楽しいじゃないですか。

以上、私なりに留意している主なことを列挙してみました。コースの組み方などこのホームページの記載事項も参考になるかもしれませんが、このとおりに歩く必要は全くありません。自分なりにプランを立てて歩くというのも楽しいものです。

                                 

(3)退職後のウォーキング例
 前項の文章は、まだ会社勤めをしている時代に書いたものですが、昨年私は退職しました。「毎日が日曜日」の状況になると、ウォーキングの実践方法も変わってきます。ここでは、私がこの1年間実践してきた方法について記してみます。

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1日の生活リズムを整える
 「毎日が日曜日」の状況になると、1日の生活リズムを整える必要があります。私はこのリズムの中に「歩く」という行為を大きく取り込みました。私の現在の日常生活は、「歩くこと」「本を読むこと」「ホームページを作ること」が中心になっています。具体的には、1日の大雑把な生活リズムは次のとおりです。

@.朝、6:00頃起床。目が覚めたら布団の上で、7、8分くらい軽い体操を行う(※)
A.午前中はホームページの作成作業が中心で、関連の本やHPなどを調べたり、画像処理やパソコンへの打ち込みを行う。
B.昼食後は、ゆっくりくつろいだ後、、2時くらいから散歩に出る(時間は季節により多少違う)。自宅から歩ける範囲内で、大体2時間から3時間くらい歩く。距離的には7kmから10Kmくらい。最近は、途中で必ずといってよいくらい本屋に立ち寄る。
C.散歩から帰るのが4時から5時くらい。ゆっくりくつろいで、少しウィスキーを入れた紅茶を飲みながら本を読む。
D.夕食時、量は少ないけれど必ず晩酌をする。10時までの間には就寝する。

旅行に出ていない限り、土日も含めて大体このようなリズムで生活しています。

(※)「東海道歩き旅」が終わった後、腰痛がでて、腰痛のための体操を始めました。その後、痛みはなくなりましたが、改良しながら現在も続けています。

A毎日のウォーキングの工夫
 私は現在、年金暮らしですから、毎日のウォーキングのときには交通機関を使わないことを原則としています。同じコースの繰り返しだと飽きてしまうので、私はコース設定に次のような工夫をしています。

@.
たくさんのコースを作る
 とにかく、飽きないようにたくさんのコース設定をすることです。大体の方面だけ決めて、歩くたびにコースを少しずつ変えてもよい。
(私のコース例)
・善福寺川コース ・神田川コース ・玉川上水緑道コース ・代々木公園、原宿コース
・その他ブックオフめぐりコース  など