作成:06.01.21

JN1GKZ 自作アンテナ


V/U デュアルバンド八木アンテナ




 低軌道衛星用 VHF/UHF デュアルバンド八木アンテナ。145MHz帯と435MHz帯の給電点は共通なので、1本の同軸で給電して、手元でデュプレクサを使ってRIGに分配。145MHz帯 4エレ、435MHz帯 6エレ。
 エレメントは3mmφの園芸用アルミ線。ブームは木材。エレメント最長 102cm、ブーム長83cm +保持部。小型軽量、製作簡単。




 給電部。アンテナのインピーダンスは50Ωなので同軸ケーブルで直接給電。同軸ケーブルと放射器の接続は、圧着端子をネジ止め。
 放射器は、同軸ケーブルを止めるネジでプラ板に固定。ブームにプラ板を止めるための溝を彫り、放射器を輪ゴムで固定(輪ゴムによる固定は強度に問題があるため、改善の余地有り)。
 反射器、導波器もブームに溝を彫り、輪ゴムで固定。




 放射器のプラ板への固定は、同軸ケーブルを止めるネジだけでは不十分なので、圧着端子を使ってプラ板のサイドにもネジ止め。




 給電部を下から見た画。同軸ケーブルを止めるネジは、プラ板から頭が出ないようにプラ板を座具っている。




 ブームは100円ショップで手に入れた90cmの木材。アルミのアングルを使って2本をつなげている。








 アンテナは、100円ショップで手に入れたまな板にUボルトで固定し、カメラの三脚に取り付け。まな板には、タップを切って三脚の雲台に取り付け。このまな板を使ったベースは重宝。




 145MHz帯のSWR特性。衛星バンドでSWRを落とした。




 435MHz帯のSWR特性。同じく、衛星バンドでSWRを落とした。




 ビームパターン。簡易電界強度計での測定値を0度を基準にプロット(0度=0dB)。



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