三社祭に惚れ込んでる私ラッキーキャットの三社祭に懸ける思いを綴ってみました。独断と偏見ではありますが、こんな気持ちで三社祭のページを作っています。良かったら読んでみて下さい。



私が西浅三北御輿に初めて出逢ったのはいつだったんだろう?たぶん10年以上前だとおもう。
小さい頃から浅草三社祭はよく親と一緒に見物に行っていた。遠い記憶の中に雷門前の道路(今で言う「お祭り広場」)で、いろんな方向から雷門へ向かって御輿が集まってきて、もちろん御輿の上には威勢のいいお兄さん方(中には彫り物のある人も)が音頭を取っている光景が焼き付いている。浅草に住んでいるわけではないけれど、三社祭に行くたびに、血が騒ぐようになっていったのです。
浅草寺裏に各町会御輿が集まる連合(勢揃い)で、一基ずつ発信して行く御輿を眺めつつ、威勢のいい所の御輿の後について歩く、という事をいつの間にかしていて、そして三北に出逢ったんです。
初めて見たときの印象は「この御輿すげぇ〜!でけぇ〜!格好いい〜荒っぽ〜い」でした(笑)。その頃は今ほどギャラリーも多くなかったのですが、それでも他の御輿に比べて引き連れてるギャラリーは多かった。当然着いて行って、その時町会の場所を初めて知ったのです。何か自分の中で弾けたというか、探していた物にやっと出会えたというか、いわゆる強烈な一目惚れっつうやつでした。(笑)
その後は両親と一緒にいつも三北町会へ見物に行ってました。
まだ、あまり三北御輿のことを知ってる人も少なかったのでしょう、それに町会の場所が浅草寺とはかなり離れた場所にあるということで、ギャラリーの数は非常に少なかったのを覚えています。
それでも宮御輿の渡御の時はちょびっと増えるんですが、今ほどではなく余裕で見物していた時期があります。でも時々目の前に拳が通過したりして(爆)ましたが。
一人でずーっと見物していた年もあったりして。(笑)
もうその頃になると、浅草に着いて一目散に西浅へ向かうんです。
途中他の御輿に出逢おうと、全然無関心!毎年三北御輿との一年ぶりの再会が最優先になっていました。<ベタ惚れ。(爆笑)
ある年会社の工事現場で三北町会近くに事務所が出来たことを知り、たまたま知り合いがそこにいたので、速攻交渉。2年くらい現場事務所(三北に近かっただけで)を拠点に現場の人と見物に行ったりしていました。そして3年前、私が会社で部署異動をしたその年、部署のフロアにお客さんが来ていてその会話が私の耳に入ったのです。
「浅草の三社祭で柴崎の方の○×△」三社祭に部長を誘っていたようなのですが、その言葉の中の住所地名、聞き逃しません!(笑)
その人が話し終わって帰るときに、追いかけて行って、祭りのことを話していたのを聞いていて、どちらなのですかと聞いてみたのです。そしたらそれは「西浅三北」の町会のことだったのです。運命ですかね?長年見続けてきた三北町会の人と知り合いになれる!!今までで一番嬉しかった瞬間です。
それから3年。最初の年は半纏を羽織らせてもらって着いて歩いて、
いつもより近くで写真を撮ったり、ほんの一瞬だけ三北御輿に肩を入れさせてもらうこともできて、感激しました。昨年はしっかり担がせてもらおうと思っていたのですが、不測の事態が我が身に降りかかり、担ぐことは遠慮しました。そして、今年(平成13年)、念願達成。こんなに嬉しいことはありません。私の偏見的HPを町会の方々が気に入って下さっていて(ありがとうございます)、睦の人たちの暖かい気持ちに感謝しています。これからもずっと三北御輿を見ていきたいと思っています。


☆最後に一言☆

私のHPでは、三北町会御輿を中心に写真を多く掲載しています。
中には恒例の入れ墨アートの撮影会も。
「こんな写真を載せていいの?」と思われる方もいるかと思います。
「美しい」ものを「美しい」と思っただけのことです。
前にどこかに書きましたが、「純日本風アートの傑作」だと思うのです。
賛否いろいろある分野ですが、「彫り物がある」というだけで敬遠するのはどうかと思います。私には何かに懸ける気合いが感じられるのです。
一つだけ訂正、誰もが思っている「入れ墨=ヤ○ザ」は、必ずしもそうではないそうです。
理解するのは難しいけれど、私はこの式が間違っているって事をつい最近教えてもらいました。


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