ニンジン茶の作り方

ある健康雑誌で見て早速つくって飲みはじめた「ニンジン茶」。
もう3ヶ月(平成12年1月現在)近く飲み続けているのですが、
毎年冬に悩まされていた肌の乾燥がないのです。
乾燥すると手足がかゆくなり
気がつくと掻きすぎてしまって大変でした。
それが今年(平成12年)は全然ないっ!

それに「ニンジン茶」を飲むと(主に夜飲んでます)体が温まるので、
そのせいか、
風邪もひきにくくなるみたいです。
効果としては、冷え症、高血圧、肝機能、目の疲れ、
肌の乾燥などに良いとありました。

身近にあるお手頃素材で簡単につくれて、
なかなかいい効果があるようなので、

あなたも、作ってみたらいかがでしょう?(笑)
というわけで、「ニンジン茶」の作り方なんぞ書いてみました。


ニンジンはごく普通のだいだい色のニンジンを使います。
本当なら皮だけを使うといい(皮が一番いいらしいのです)のですが、
それだどできる量が非常に少ないので、
ニンジンを皮ごと全部使います。(もったいないし)
ということで、あんまり大きいニンジンではなく細身で小さい方が良いと思います。
1. ニンジンを用意して、良く洗います。
2. 皮むき器(ピーラー)を使ってニンジン全部を薄くスライスします。
3. スライスしたニンジンはなるべく小さくちぎっておきます。
4. スライスしたニンジンをザルなどに移し、天日で乾燥させます。
(2日〜4日くらいかかります・冬場は外気が乾燥しているので乾きやすいです)
5. 早く乾燥させたい時は、皿に乗せラップをせずに電子レンジで数分
(変色しないように注意)加熱し、 水分をとばせば早く乾燥します。
6. カラカラにニンジンが乾燥したら、フライパンで茶色に変色するまで「空煎り」します。
7. 茶色くなりパラパラになったら、紙などの上に広げて祖熱をとります。
8. 手で触れるくらい冷めたら、指ですりつぶして細かくします。
(量が多い時は厚手のビニール袋に入れて叩いてつぶすと楽に細かくできます。

但しこの時袋が破けないように気を付けて下さい)
9. 細かくなったら、(湿気ないように)密封容器に入れて、できあがり。
10. 急須にティースプーン1杯程度のニンジンを入れて、お湯を注ぐと
赤い色のお茶ができます。
*「お茶パック」などにあらかじめ入れておくと便利です。
11. お湯に色が薄くてもついてるうちは有効成分がででいるそうです。
*暖かくても冷めても成分はかわりません。
*すり下ろしたショウガを入れればより暖まれます。
注意 フライパンで煎る時は換気扇を回してください。蒸気に混じって色素も飛んでくる
みたいなので、のぞき込んで煎っていると、顔とか鼻の中とかが薄茶色になります。
なので、出掛ける前とかはやめた方が良いと思います。
ニンジン茶1 ←煎って細かくするとこんな感じになります。
お茶はこんな色になります     → ニンジン茶2