示現会(じげんえ) 「浅草寺本尊示現会」は、推古天皇36年(西暦628年)3月18日の早朝、檜前浜成。・竹成の兄弟が、隅田川より拾い上げた観音像を、土師真中知が従者とともに槐(えんじゅ)の木の切り株に尊像を安置したという「浅草寺縁起」に基づいた浅草の町の誕生を祝う行事です。<浅草神社HPより> |
平成十二年三月十七日
「金龍の舞」のことは知っていましたが、「示現会」というのはホント知りませんでした。 もっともこの行事が(宮御輿を浅草寺本堂に上げる)復活したのは平成十二年だそうですが・・・ |
|
「示現会」浅草神社の三体の御祭神(宮御輿)が、観音示現の日である3月18日に浅草寺本堂で観音様とご対面
されるという意味が含まれているそうです。 昼間雨が降っていたせいもあって少し肌寒い風がふく中、日の落ちた浅草寺本堂手前の御朱印所の前で見守っていた。 たいまつの準備が整い、いよいよ宮御輿の庫(くら)出しされた。 担ぐのではなく台車に乗せて曳くようです。一之宮、二ノ宮、三之宮を庫(くら)から出して時を待つ。 そして厳かに一之宮が曳かれていく。祭りの時の宮御輿とは別物のように思えます。 本堂の階段をたいまつに照らされながら、ゆっくり上っていく様は、感動します。 |
|
続けて二ノ宮、三之宮と続けて本堂へ上げられていきました。 浅草寺本堂に三社御輿が上がっている姿を見ると何か興奮してくる感じでした。 新門の手締めで堂上げは無事終了。 本堂の扉は宮御輿を守るように閉められました。 宮御輿は明日の朝、堂下げが行われ、浅草神社に帰るそうです。 |
|
三社祭の時にしか見たことのなかった宮御輿を、全然違う雰囲気の中で、一足早く見ることが出来ました。 いつも以上に三社祭が待ち遠しくなりました。 |