「つぶやき」その1 |
今回は、初回という事で「海難事故」に関して。 海で釣りをしていると、どうしても起こりうるのが“海難事故”。 小さい頃、父親や母親から「人様の迷惑になるような事はしては駄目だよ。」と教えられてきたはずですが、 歳を重ねる毎に段々と“昔親に教えられた事”を忘れてはいないでしょうか? 何故このような事を言いますと、私以前海上保安庁航空隊の基地が有るとある空港にいました。 時折緊急出動で保安庁の方々が深夜フライトに出て行くのを見ました。 普段でさえ航空機の操縦は、神経を使う仕事なのに、深夜の離発着操作は日中の数倍の神経を使います。 場合によっては、給油の為一度基地に戻った後再度捜索の為、離陸すると言う事もあります。 海上保安庁の航空隊員の方は、それが仕事だと言ってしまえばそれまでですが、遊びの釣りで事故を起こして その様に言って良いのでしょうか? 例えば大型貨物船や職漁者の方々の事故は、仕事上で起こした事ですし、事故を起こした場合それなりの 責任を追及されます。 だけど遊びで事故を起こした人達は、家族親戚等に心配をかけ、捜索救助には消防/海上保安庁/海上自衛隊等 色々な方々の支援を受け、救助されれば良いですが、最悪御遺体も上がらない事も有ります。 以前警察のダイバーの方から聞いた話しですが、水死者の遺体捜索で一番嫌になるのが、何日も経過してから 御遺体が上がった時だそうです。何故かと言うと、遺体にカニやシャコ等が食い付き、目もあてられない 悲惨な状態になっているそうです。その警察官は「遺体を見た時は、何回経験しても嫌になる。」と言われて ました。 次回は釣りに行く時、“車”に関してつぶやいてみます。 |