ギター道楽 Vol.4

 

どうも、こんにちは、はったです。

6月15日のライブキャンセルの件は、申し訳ありませんでした。どうしても外せない仕事が入ったメンバーがいましたので、残念ですがこのような形とさせて頂きまし た。でも、6月に違う形でライブをやる予定もありそうです。詳細が決まったらまた 告知しますんで、また、よろしくお願いします。

で、6月と言えば巷はワールドカップ・サッカーで盛り上がっていることと思います が、やって来ますねぇ、アイルランド・チームが!!。実は先日、こんなことがあり ました。

アイルランドの(多分)国営テレビ放送局の人たちが、アイルランド・チームが事前キャンプを行う出雲と、期間中のキャンプ地の千葉・幕張、それと予選リーグで使用するスタジアムの取材にやって来ました。で、その取材陣、と言っても3人、プロデューサーカメラマンサッカー協会の人(この人は元代表選手だそうな)で、そ のプロデューサーの人というのは、90年代にアイルランドで放送されたPhilのド キュメンタリー「THE ROCKER」を作った人でした。その人があるアイルランド大使館関係の人を通して「日本にVibe for Philoに出たLIZZY BOYSってバンドがあるだろ?  そいつらに会えないか?」と頼んだらしく、たまたま、その大使館関係の人が私たちの知り合いのアイリッシュ・トラッド・バンド「Orphan」と知り合いだったことから、私たちのところに話が届きました。

電話で話をしてみると、「明日、幕張のニューオータニに来れない?」てなことにな り、しばたむんの3人でのこのこと行ってみると、なんと、いきなり部屋にテレビ・カメラがセットしてあるではないですか。(むむ、もしや…)と思いつつ、部屋でそのプロデューサーと挨拶とか雑談してました。

プロデューサー(P):「ビール飲む?」

LIZZY BOYS 一行(L):「ああ、ど、どうも、頂きます。(ぐび)」

P:「君たちをVibeで見たよ、You are BRILIANT!」

L:「ありがとうございます〜(ぐびぐび)」

P:「ところで、君たち、アイランド・チームが日本に来て試合することどう思う?  楽しみ?」

L:「そりゃぁ、もう、楽しみにしてます、応援しますよ(ぐびぐびぐび)」

P:「そう。うん、うん。じゃ、ちょっとその辺座ってくれる?」

といって、まずは 私1人が部屋の窓際でカメラの正面に座るように指示され、目の前には、テレビでよく見るあのふわふわが付いたでっかいへちまみたいなマイクがにょきっと出されまし た。(うわ、やっぱインタビューだ〜、ビール飲んじゃったよ)

で、カメラの照明とかを調整して「Vibeで演奏したとき、どうだった?」「いつから Lizzyを聞いてるの?」「サッカー・チームが日本に来るけど、エキサイトしてる ?」「日本のサッカーファンはアイルランド・チームを応援してくれかな?」てなイ ンタビューが始まったのでした。私が終わるとしばた、むんという順でインタビューが行われました。

結局のところ、日本にもLIZZYファンは居るし、そいつらもそうでない日本人もアイ ルランド・チームを応援してまっせ、てな内容を番組中にはさみ込もうって趣旨だっ たようです。インタビューの後、「LIZZY BOYSの演奏のビデオを送ってくれ。放送時に使うから。」てなことも言ってました。

実際にアイルランドで私たちのみょ〜なインタビューが放送されたかどうか定かではありませんが(笑)、近況報告でした。

では、全国に3名(笑)の読者が確認されている「ギター道楽」です。このコーナー、 確かに、よっぽどのギター好きでもないと、ち〜っとも面白くないコーナーではありますが、ただ単に私の「ギター話がしたい!」という気持ちとしてやっておりますんで、細々と続けて行こうかと思ってます。よろしゅうお付き合い頂ければ幸いです (笑)。

今回は、去年入手した1958年製GIBSON LES PAUL JUNIOR です。前々からチェリーのダブルカッタウエイ、P-90のジュニアを「いいなぁ」と思っていたのですが、ウィッシュボーン・アッシュマーキーのLDローリー・ワイズフィールド(私はこのローリー期のアッシュが大好きでして、当然ローリーも好きです)がハム(多分オールド PAFで、変わった取付をしている)+バダス+グローバーのジュニアを使っていて、こ れがすっげぇ良い音してるの聞いて「やっぱいいんだぁ」と確信したのでした。ほんとはローリーの腕だから良い音なんですけどね。それと、カールトンのスペシャルですね。まぁ、カールトンの場合はほとんどフロントでプレイしているので、まんま、 ジュニアとはイコールじゃないんですけど。てなことで前々から良い音しそうだな、 と思っていたんですが、去年ふらっと新宿の新星堂に寄ったら、かなりの破格で出て おりました。試奏させてもらったら、「うわぁ、やっぱいい音だぁ」って思って。そ の時は即決とはならずに、1週間ぐらいUSで探したり、悩んでからの決断に至りまし た。

写真ではわからないかもしれませんが、ボディ全体にかなりクラックが入っていて、 アームを付けてた跡があります。ネック裏の塗装はもうぼろぼろです。パーツほぼオ リジナルのようです。店員さんの話では、「このネック裏とかだから、このぐらいの値段なんですけど」って言ってました。でも、この弾き込んだ感触が大好きな私とし ては、かえって大歓迎!。入手時にはかなり綺麗にリフレットされていましたが、非常に細いビンテージ・タイプが付いていたので、イケベWSRの額田さんに打ち直してもらいました。ネックは非常に太いですが、よくヒストリックにあるような「ただ太い」って感じじゃなくて、フィット感がありとてもしっくりきます。指板は黒々とした綺麗なハカランダで、すっごく軽いギターです。ただ、弾いていて思う欠点として は、やっぱブリッジですね。18フレット以上とかで思いっきしチョーキングすると、 弦がブリッジからずれることがあります。で、細〜くブリッジに溝きりしてますが、 いまいちな感じは残ります。バダスにするのがいいんでしょうけど。あともう一点はでかい音を出してブーストした時にハウリやすいことです。P-90なんである程度は しょうがないですけど、もうちょっとおとなしいと使いやすいです。ロウ付けも考え たんですけどね。宅録時に結構使ってます。では、今回はこんなところで。