ギター道楽 その1

 

え〜、ギターのはったです。今週はわたしの当番ってことで。好き勝手に書くってことで始めたんで、テキトーにぼちぼち行きます。もし感想とかあったら掲示板にでも、ちょこっと書いてくれるといとうれしです。

さてさて、何を書くかと、PCの前に座ったものの、たくさんの人を引きつけてやまない文才があるわけでもなく、すんばらしいネタがあるわけでもなし。んじゃ、何かってぇ〜と、やっぱ「ギター」かなと。わたしは自他共に認める(他は主にかみさん)「ギター馬○」。何本のもギターを買っては売りして、かぁちゃん曰く「あんた、手は2本しかないんだからね」と言われる始末。でもやめられない止まらないのが「ギター道楽」。きっと、ここのコラムでは非常にマイノリティなお話になってしまうと思うけど、まぁ、「こんなやつもいるのか、馬○だなぁ」程度に読み捨ててくだされ。

んじゃ、当面、リジボでは使うことのない(ほぼないかな)、私のギター君達の紹介をして行きたいと思います。今回は、一番のお気に入りのストラト。 買ったのは数年前で56年製です。見っけたのは、毎月アメリカから送ってくる「Vintage guitar magazine」での広告。「おおっ、これは」と思ってすぐHPでチェックして、電話やメール等でいろいろ問い合わせて、一回も実物を見ずに購入!いやぁ〜、博打ですぜ、これは。これ以降、数本アメリカからギター入手してますが、決めてから届くまでの待ち遠しいこと、待ち遠しいこと。運送会社とかがどんくさかったりすると、「おい、こら!!」って言いたくなっちゃったりして。

で、一回も弾かずに決めたこのギターですが、家に届いてからいつも使ってるマーシャルで音を出すと、「うひゃ〜、最高じゃん〜〜!」まさにわたしのイメージしていたものに近いメイプルネックのストラト・トーン(究極は2期ベック・グループの音)。

ネック裏のラッカーはほとんど剥げててなくて、すっごくウッディーな感触(まぁ、店にいろいろ問い合わせた項目のなかで、決定打になったのはこの点です。大好物なんですよ、この感触が)。握りは決して細くないV。最高です、このネックは。もし、オーダーでギターを作ってもらうことがあったら、このネックと同じシェイプにして欲しいぐらい気持ちいい握りです。

ピックアップ、ペグ等はオリジナル(スイッチまでオリジナル)、ボディはリフ、リフレット、ピックガードは交換という状態でした。んで、知り合いのリペアの「達人」「指板の塗装はそのままで」という超難易度のお願いしてリフレットしてもらいましたので、ばりばりの現役状態です。

所謂、ヴィンテージ・ギターというものは確かに高価なものが多いですが、良い物はほんとよいと思います。うちの柴田の使ってる66年製335もすごく良いです。お店で、気になるものがあったら(これが大事だともいます。一目惚れに近いかな)、いかにも「今日買うぞ」みたいな雰囲気ばりばり(ほんとはそんなすぐは決めませんよね)で、いろいろ弾いてみることをお勧めします(なかなかできませんよね(笑))。世界が変わるかもしれませんよ。と言う私も知り合いの69年ストラトを弾かせてもらってから世界が変わりました。でも買うときは見てくれの良い物は高いので、ぼろいの探しましょ。