Instruments/ Equipments

 

HATTA,Masaharu (Text:Hatta)

GIBSON Les Paul '56historic

 98年に藤沢の楽器屋ハービーズ・ギターで入手した96年製56ヒスト リック。シリアルは6−6064.テールピースが変わっているが、これはアメリカのある楽器屋がギブソンに数本特注したもので、オリジナル仕様。実際、アンカーの穴は空いていない。それをハービーズの人がアメリカのギターショウで買い付けて日本に持ち込んだもの。ピックアップはリンディ・フレーリンに交換し、ネックをほんの少しリシェイプしている。

「P−90の付いてるレスポールってことで入手しました。シングル系がやっぱ好きなんで。レスポールはミックス(センターポジション)が好きなんですけど、このギターも結構良い音です。いつもフレットは自分の好みのものに打ち変えてるんですけど、これはオリジナルです、このままで満足です。ネックのシェイプについては、やっぱヒストリックのものは少し太すぎるんで、少しだけ削って、使い込んだオールドレスポールぐらいにしてもらいました。ロボがこのギターを「良いネックだな」って言いながら弾いてる時に、その話をしたら、「何だと。ギターはオリジナルのままにしとかなきゃだめだっ!変えるぐらいなら買うな!」って怒られましたけどね。」

GIBSON Les Paul '74standard

 2000年にオールド・ギター・ガレージで入手した74年製スタンダー ド。シリアルは111681.このギターはデラックスが生産のメインだった時期に2200本だけ作られたマホガニー・ネックのフル・ハムバッカーもの (75年以降しばらく、レスポールのネックはメイプルになる)。基本仕様は 柴田のデラックスと同じで、ボディは薄いメイプルをマホガニーでサンドイッチ、トップは3ピースメイプル、テールピースはアルミで、駒はブラス。ペグ、ピックガード、ノブ、フレット、ナットは交換済。ピックアップは入手時はナンバードPAFが付いていたが、ハウリングし易いとのことで、リンディー・フレーリンの59に交換している。

「タバコ・サンバーストのレスポールが欲しくて買ったんですけど、結構鳴る方だと思います。あとリンディーはすっごく気に入ってます。このギターの難点はすっごく重いこと!2001年のVibeで、ロボもほとんど同じ仕様のレスポール使ってましたけど、 あの人のもすっごく重かったですよ。」

Other Equipments

エフェクターはケンタウルス・オーバードライブまたはブートレッグのゲインヘルパー、ヴォックスのワウを使用。

アンプはマーシャル1987リイシュー(ケン・フィッシャー・タイプのマスターヴォリュームを追加し、カスタム・ギター・ワークスで調整)、2204 JMP、フェンダー・トーンマスター、ツイード・ベースマン・リイシューを使用。

 

SETOGUCHI,Atsushi (Text:Setoguchi)

Drum set

セットはソナーのハイテック仕様(現在は廃版)、ちなみにIRON MAIDENが来日してNICKOがドラムクリニックに使用したそのままを買い取りました。

TOM T0Mは8×8、10×10、12×12、14×14、FLOOR TOMは16×18、 BASS DRUMは22×18、SNAREは14×8です。

各ドラムのヘッドは、TOM、BASSがREMOで、SNAREはAQUERIANですが、今後リジボ用にREMOのヘッドにしようと思っています。

シンバルはパイステでHHは13インチ、TOPは20インチ、CRASHは16、18インチ、CHINAは18インチです。2002シリーズです。

ペダルはDWとAXISで、主にAXISを使っています。

STICKはプロマークのIAN PAICEモデル。

オプションとして、カウベル、ロートタム(6インチと8インチ)、キャノンタム(特注)2ヶです。

セッティングは、IAN PAICEとBRIAN DOWNEYとCLIVE BURRをイメージしています。

 

KUBO,Takuo (Text:Hatta)

G&L SB-2

 フェンダー創設者、レオ・フェンダーとジョージ・フラートンがフェンダーを辞めて作った会社、G&LのSB・2。シリアルはB026892でネック プレートに刻印されている。G&Lはシリアルの付け方に年代ごとの規則性がないようなので正確な製造年は不明だが、1995年くらいの製造のよう。ネックはメイプルで、ローズウッド指板、ボディはアルダー。ピックアップはセンターがスプリット・コイル・ハムバッキングで、リアがシングル。ツマミ はそれぞれのヴォリュームで、トーン・コントールはない。リジボを始めて間もないころ「もっとまともなベースを!」ということから、メンバー全員で中古楽器めぐりをし、ああでもない、こうでもないと言いながら、最終的にスマッシュ・ヒッツで98年8月頃に入手。ネックの裏のラッカーが少し剥がれ始めていて、いい手触りになっている。もともと薄目の塗装だったのだろう。買った時は黒いピックガードだったが、ブリッジに近い先端部分が割れてしまったため、1999年初め頃に白いピックガードに変更。本人は白い方が白木色のボディに合ってる気がして気に入っいるとのこと。

「結構いい音の出るベースなのだけど、腕がないのと、アンプいじりが下手なのとで、なかなか理想的な音が出せません。精進せねば。買ってからしばらくの間、ネックが反っていて凄く弾きづらかったのですが、2000年の夏頃、とある“達人”にリペアを依頼して、ネックの反り、ブリッジの位置(若干後退させた)、ストリング・ガイドの高さ(高くした)を調整したところ、弾きやす くなったのはもちろん、音も抜けが良くなるなど著しく改善されました。またその後、ロンドンへ空輸した影響などもあるのか、ちょっと反ってきた感じがするのですが、昔と比べたらかなり良いです。楽器って生き物だなーと思う今日この頃です。」

Other Equipments エフェクターはBOSSのベース・フランジャー(BF-2B)を使用。

 

SHIBATA,Satoshi (Text:Hatta)

GIBSON ES335TD

 98年にそれまで使っていた75年製レスポール・デラックス(ゴールド・トップ、ミニハムバッカーをフルハムバッカーに改造、メイプルネック)を売って、池袋イケベで入手した66年製ギブソンES335TD。以前ネックをリペアしてあるらしく、破格だったとか。シリアルは879814。テールピースをトラピーズからストップへ、ペグをグローバーに変更し、ディマジオにリフレットしている。ピックアップはオリジナルでナンバードPAF。写真ではよくわからないが、ボディのフィニッシュにはラメが入っているらしく、リフィニッシュかも。ヘッド裏にはボリュートはなく、ヘッド角度は14度。ブリッジには63年頃から採用されたナイロン製の駒がついている。

「LIZZYのバンドを始めるのになんでわざわざ335で、しかもレスポール売ってまで・・・とバンドの連中にもまわりからも言われましが、誰かが335系弾く姿をルックスでカッチョいいと思ったのは、なにを隠そうスコット!。音はR・フォードやE・ジョンソンたちですけど。演奏しやすいって点では優れてます。ネック、フレットも弦高も手に馴染みます。音色に関しては335をまだ使い切ってないかも。特にフロントが使いにくい。ミックスさせたりしていろいろやってるんですが。リアはグッド」は本人のコ メント。

GIBSON Les Paul Delux

 2000年春にメインストリートギターで入手した73年製ギブソン・レスポール・デラックス。ミニハムバッカー、3ピースマホガニーネック、ボディはこの当時の特徴の、薄いメイプルをマホガニーでサンドイッチしたもので、トップは3ピースメイプル。エスカッションのまわりには、70年代初期にのみ使用された、通称GOOF HIDERSと呼ばれる塗装エッジのたれや欠けをマスクするリングが付いている。テールピースはアルミで、駒はチタン、ペグは335同様グローバー、ノブはメタルハットからスピードノブに交換されている。ピックガード、トグルスイッチ周りのカバーが外されているが、これは本人の嗜好によるもの。

「やっぱりまたレスポールが弾きたくなりました。 それを証拠にDXでGOLD TOPっていうのは次にLP買うんならその仕様ってずっと思ってたんです。色々見てまわったけど、緑青(サビ)はないし値段的にもペグが既にGROVER製だったことも良くて選びました。当然弾いた感覚とか音も狙ってたカンジでよかったんだけど、試奏した時は100万くらいするアンプ (ブルーノ)だっなぁ。 わけわからん2重エスカッションも気に入ってるし、しばらくストラトや335を使ったおかげで4本目にしてやっと理想のLPに当たったかなと。フレット は335と同様デイマジオのモノに打ち替えています。」は本人コメント。

Other Equipments

エフェクターはエキスパンドラのオーバードライブ、ジェンのクライベイビースーパーとエバンステープエコー、ボス・トレモロ、フェイザー、オクターバー等曲によって使用。エキスパンドラはクランチモードで使用。

ちなみに、自宅ではマーシャルJCM900のコンボ(High gain Dual reverve:右写真)を使用しているが、好きなアンプはフェンダーのツイン・アンプ、ザ・ツイン (335のバック)とのこと。