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あれから1年

2003.1.14

1年経ちました。最後の破傷風の注射も済みました。
1年前、あれっと思って右手を見たときに指先が無くなっているのに気付いた瞬間は今でも覚えています。痛みはあんまり感じなかったのに、見た瞬間に指先が斬れている事がわかりました。指先を探しながらこの指はどうなってしまうんだろう、指先はつながるんだろうかそれともちょんぎれたままになってしまうんだろうか、いろいろな思いがめぐってました。
あれからちょうど1年です。
今の状態を書いておこうと思います。

やはり指先の感覚はありません。でも、それは指先の平になってしまった部分だけです。それ以外の包帯がとれた時点では硬くなっていたところはもう柔らかくなって感覚があります。
普段はほとんとど気にならなくもなりました。ただ皮膚が突っ張っている感覚があります。またここのところの寒気が強い日は、痛いというのでは無いですがピリピリして意識しないわけにはいきません。衝撃に対しても強くなってきたようです。多少ぶつけても他の部分よりは痛みがありますがが我慢できます。
見た目はそんな怪我をした様には見えません。左手と並べて見てやっと少し短いことに気がつく程度です。

ほんとに爪が残ってくれたことが不幸中の幸いでした。

さて、この1年間で起きた事で今まで書いていなかった事がありますのでついでに書いておきましょう。
血豆事件と通院日数の謎です。(^_^;)

どうも寝ている時腕をまっすぐ上に伸ばして横向きで寝ているときがあるそうで、その腕は突然振り下ろされるそうです。本人は全然知らなかったんだけど、隣に寝ている女房が恐怖とともに教えてくれました。包帯がとれてからしばらくたった夜にその状態になった様です。でもこの時は腕はどうも箪笥の方に振り下ろされたようです。激痛とともに目が醒めました。しばらくうめいていました。朝になると指の切断面のところに大きな血豆ができていました。その後は別に特別痛みが増したなんてことはなかったので心配はありませんでした。1週間ぐらいで血豆は消えました。 

通院日数は良く読みなおしてみるとわかるのですが、13日間でした。どこかで1日多めにカウントしていた用です。これに気がついたのは、最後の通院が終わって保険金の請求書を書いている時でした。傷害保険は入院を前提にした物だったので、14日以上の通院をしないと保険金がおりないようになっていました。途中で何故かカウントを勘違いしてしまい、通院終了と医師に言われた時にあと一日だと思いこんでもう一日だけ通院しました。でも、それでも一日足りなかったんです。ただし、2回目の破傷風注射のときに領収書が2通出たので、それを合わせて通院14回だと言い張って保険金請求をしました。その結果どうなったかはここでは書きませんが、ひとつだけ言えることはどんな場合でも担当者とよく相談をした方が良いということです。

 

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