リアルゾイドバーサス大会

 

 新製品情報を紹介する、「ZOIDS魂!!スペシャルステージ」からそのまま行われたのが、来場者の参加する今回の企画「リアルゾイドバーサス大会」である。 

 ルールは単純。対戦型ゲームのゾイドバーサスの対戦場を模した台の上でキット同士をぶつけ合って、台に残った方が勝ちという、自走型トントン相撲とでも言ったところであろうか。

 ゲームに使うゾイドはあらかじめ用意されており、バーサークフューラー、ディバイソン、セイスモサウルス、ジェノブレイカー、エナジーライガー、レオゲーター、モルガ、ケーニッヒウルフの中から1台を選ぶことになる。この日の対戦では、最新型機のエナジーライガーが最も強かったようだが、その勝因は量りかねる。

 ゾイドの遊び方として、オーソドックスな遊び方であり、友達とこんな遊び方をしたファンも多くいるであろう。今後もリアルゾイドバーサス大会が続けられるのであれば、それ相応に改造した機体で、対戦しようとする考えも出てくるかも知れない。例えば足の裏にゴムを貼って滑りにくくするとか、モーターの回転を上げるとか、角を大きくして相手を早めにからめ取るとか、それまでの設定上の装備を追加した改造ではなく、動きを意識した改造、対戦を意識した改造がゾイドの遊び方として加わってきてもおかしくはないであろう。ブロックスというデザイン的な遊び方が広められているが、特にメディアミックスが大きく行われていない今こそ、当初のゾイドの特徴である動くことを意識させる遊び方を広めていくチャンスでは無かろうか。(2004/1)

 

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