アイアンコング |
重装甲格闘攻撃型 |
IronKong |
帝国軍 |
型式番号 |
JZ-01 |
シリーズ |
Jr-ZOIDS |
タイプ |
<ゴリラ型> |
発売 |
1987年(?) |
全長 |
11.5m |
定価 |
680円 |
全高 |
17.7m(ミサイル含む) 14.8m(頭部まで) |
オペレーション |
- |
全幅 |
13.1 |
ライト点灯 |
- |
重量 |
187t |
使用電池 |
- |
最大速度 |
150km/h |
部品点数 |
- |
乗員 |
2名 |
ゴムキャップ |
- |
搭載ビークル |
- |
主成形色 |
- |
主要目的 |
- |
キャッチフレーズ |
- |
ギミック |
- |
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その他 |
- |
装備
装備名 |
搭載数 |
特徴 |
6連装大型ミサイルランチャー |
1 |
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長射程対地ミサイル |
2 |
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ミサイルポッド |
1 |
|
大型レーザーサーチライト |
1 |
特徴
- |
掲載バトルストーリー
- |
パッケージに使われている写真は、全てメインシリーズのアイアンコングである。裏面にお決まりな注意事項として「商品とパッケージの写真が一部異なっている場合がありますがご了承ください。」とあるが、これがギャグに聞こえてくるのが痛いところである。
関節の大部分は、手動により可動する。可動部分にはクリックが入っているので、グンニャリと形が崩れてしまうことはない。メインシリーズがモーターライズを前提にしているため、ポーズをつけることができないことを考えると、小さいなりに魅了してくれる部分があるといえる。また、パッケージには、崖をかけ登る姿であろうか、
オリジナルのアイアンコングでは見ることのできない姿も描かれており、その意味においても、色々なポーズが作れることを売りにしていると思われる。
合金部品は、足に使われているだけである。重量感を出す工夫と、安定感のために用いられたと見るべきであろう。しかし、これで「合金」と銘打てるかは疑問である。ちなみにこの時期、ライバル、バンダイの出す「超合金」も時代に流れに押されて変形合体を取りいていた。そのため、それらギミックを表現するために、金属よりもプラスチック部品の多い「超合金」がいくつも発売されていた。ライバルがそうなんだからいいじゃないか、いうのではなく、やはり語弊があることは否定できないと添えておく。
小さいながらも、思ったより細かいところまでオリジナルのアイアンコングに忠実に再現されているところはほめるべきであろう。また、オリジナルのゴムキャップの止めてある部分も、とりあえず再現されている。残念なのは、肩の部分である。オリジナルは、肩には黒い装甲部品を用いているが、Jr-ZOIDSでは、腕と一体の内部構造の成形色になってしまっている。もしこれが黒であれば、ディオラマで遠景用に用いることができるので悔やまれるところである。もちろん、塗ってしまえばいいのであるが・・・・・
オリジナルのアイアンコングが3800円であるので、それを買えないユーザーが妥協案として買うには、手頃な価格帯であろう。その意味では、ゾイドシリーズの入門用ゾイド、の役割を果たしていると思われる。とにかくゾイドは魅了してくれるが、高価な玩具であった。
ジュニアゾイドアイアンコングパッケージより転載