雪印食品

 またまた雪印、隠蔽に次ぐ隠蔽で、企業のブランドイメージは、ほんの1週間ほどで粉々に砕け散ってしまいました。食品メーカーにとっては信頼第一ですからね。
そもそも、
会社の利益のために消費者の安全を犠牲にするとは許せない!
グループとしても
2回目の大きな事故で社会的責任は非常に重い!

 
「雪印って、以前はとっても良いイメージだったのにな〜」
 
「今回の国産肉偽装事件は、明らかに確信犯ですから、言い訳はできないですよね!」

 関西ミートセンターの幹部社員が事情聴取に対し、昨年11月ごろまでに少なくとも
3年以上にわたって、国産牛肉の加工者と品質保持期限を虚偽表示する行為を続けていたことなどを認めたそうです。
具体的には、センター内にある印刷機を使って1999年3月に社名変更した熊本県の食肉加工会社名のラベルを台紙ごと偽造。熊本県以外で生産された牛肉に張りつけ、熊本産の牛肉として月5,6回、一回あたり20-200Kgを出荷していたというから呆れたものですね。

 沖縄県の大手スーパー、
サンエーにも、2000年春から今年1月ごろまでに、約35トンの偽装牛肉を出荷した可能性があると明らかにしました。このサンエー、我家の近所にあるんですよ、いやービックリ!
この事件後、商品棚から一切の雪印食品が消えることの早い事!
サンエーの対応は素晴らしく、またスピーディでした。 

 牛肉の産地偽装の発覚から数ヶ月。とめどない不正の連鎖に、雪印食品は、ついに
会社解散の決断に追い込まれました。怒りと困惑をあらわにする社員。雪印乳業の食中毒事件以来、信頼回復の途上にあったスノーブランド企業の破たんに、我々消費者は、真面目に働いていた社員の方々には申し訳ないですが「自業自得」と突き放すしかないでしょうね・・・。

BACK