<週刊誌「AERA」から引用>
今、日本の子ども達の食卓が乱れている。女子栄養大学の教授が全国約2000人の子ども達に、「我が家の食卓」をスケッチしてもらった。
健康のためには、「主食・主菜・副菜」の3種セットが最低条件とされているが、これをクリアしていた子どもは、朝食では8.6%、夕食でも24%しかいなかった。
さらに驚かされるのは、1種しか食べない子どもが朝食で37.5%、夕食で22.2%もいたことです。
特に独りぼっちで食べる場合に、ふりかけやタラコなどをご飯にかけたり、おにぎりにして食べるだけの子が目立つ。こういう食事は「味かけご飯」と名づけて警戒している。
「食事は子ども達の心と体を成長させるもの。食物アレルギーのお子さんがいる家庭のように、もっと食生活に気を配ってほしい」と教授は訴えている。 |