食の画一化

 「お母さん今日は3品しかないのー」
炎天下の中、畑仕事で疲れながらも夕食を作ってくれた美和さんに、子ども達のもっと食べさせろの声。
すると
「3種あれば十分!それにいつもは5品以上あるでしょう。作ってもらっているのに文句を言わないの」とやさしく注意?。
確かにいつもは5品はある。
しかし、子どもじゃなくて自分が言ってたら説教部屋行きだったなー。

<週刊誌「AERA」から引用>

 今、日本の子ども達の食卓が乱れている。女子栄養大学の教授が全国約2000人の子ども達に、「我が家の食卓」をスケッチしてもらった。

健康のためには、「主食・主菜・副菜」の3種セットが最低条件とされているが、これをクリアしていた子どもは、朝食では8.6%、夕食でも24%しかいなかった。

さらに驚かされるのは、1種しか食べない子どもが朝食で37.5%、夕食で22.2%もいたことです。
特に独りぼっちで食べる場合に、ふりかけやタラコなどをご飯にかけたり、おにぎりにして食べるだけの子が目立つ。こういう食事は「味かけご飯」と名づけて警戒している。

 「食事は子ども達の心と体を成長させるもの。食物アレルギーのお子さんがいる家庭のように、もっと食生活に気を配ってほしい」と教授は訴えている。

いやーびっくりした!!!
偏った食事が、「食の画一化」となり、食物アレルギーの子どもや、最近話題のキレやすい子どもを増やす一因となっているのではないでしょうか!子ども達よ、美和さんの
おかげさん!

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