今年４１歳となる。

　平均寿命から考えると人生半ば、いや既に半ば過ぎているのかも・・・
残りの半分を「どう生きる？」・・・ふっと年末年始に考え、頭に浮かんだ思いが「初心にかえる」
であった。

　幼き日、父や母に躾けられたこと、教えてもらったこと、先生から習ったこと。いろいろな人から
いろいろなことを教えられ次第に成長していった。
社会人となり、勢いだけはあったが実は不安で仕方なく、ただ突っ走るだけの日々・・・そんな中、
上司から注意され、先輩からやさしく指導され、同期同僚に助けられ、たくさんの人々からの教えや
導きを受けて、人間として成長してきた。

自分はもう成長したのか？　いやっ、まだまだ・・・

「初心にかえる」とは、人に教えられ人に導かれていた、あの幼き日、そして右も左も分からず不安
だらけで社会に出たあの若き日の、素直な心を取り戻すことではないだろうか。そして人の言葉に耳を
傾けるということではないだろうか。

素直さを失えば自惚れを生み、耳を傾けなければ心が貧困になる。

素直となり、他人の言葉を多く聴きたい。そして強く正しい心を養い、豊かな知恵を・・・

思いを一新しなければ、よし「初心にかえろう！」