DVDのプレーヤーとソフトは世界の地域別に6つのリージョンが設定されていて、プレーヤーとソフトのリージョン同士が一致しないと再生できません。しかもTVの映像方式も地域により違います。しかしロシアのDVDなんて見れるはずないと諦めている方は、下記の方法を参考にしてみて下さい。ただし私の方で検証済みというわけではありませんので、その旨もご了承下さい。 |
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テレビでご覧になりたい場合: 通常みなさんがご自宅でお使いの日本製のDVDプレーヤー&レコーダーは、日本国内で販売されているリージョン2のDVD(NTSC方式)しか再生できません。ロシア製のDVDはリージョン5、しかも映像方式がPAL方式ですから、日本のNTSC方式のテレビには出力・再生することができません。そこで必要になるのがPAL/NTSC変換機能付きのマルチ・リージョンDVDプレーヤーです。 「DVD、マルチリージョン」もしくは「DVD、リージョンフリー」というキーワードで調べると、いろいろ機種のマルチ・リージョンDVDプレーヤーもしくはリージョンフリーDVDプレーヤーが見つかると思います。ご自分で検索してみて下さい。中国製プレーヤー、もともとリージョンがあった国産DVDプレーヤーに改造を加えたプレーヤーなどで、1〜2万円くらいと手頃な価格です。中には1万円を切るものも数多くあります。AIWA, JVS, SANYOの多くの海外向け機種にも対応しているものが多いそうです。ポータブルDVDプレイヤーもけっこうあります。 ただし購入の際は、マルチリージョンコード機種という条件に加え、必ずPAL→NTSC 変換出力(日本のTVでPALが見られる)という規格があるものを選んで下さい。リージョンフリーといっても、日本のNTSC方式のDVDを海外のPAL方式テレビで試聴できるという海外へのお土産向けタイプのものが多数あるようですので、十分ご注意を。購入前にその機種をご自分で必ず販売店に確認してください。
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PCでご覧になりたい場合: パソコン内蔵及び一部の外付けのDVDドライブは設定を変更することで、リージョンコードが異なるソフトも再生できるようになります。PCモニターはテレビと違い映像方式は関係ありません。ただし、ほとんどのメーカーでリージョンコードの書換えが4〜5回までしかできず、最後の変更がそのドライブのリージョンコードとして永久に固定されてしまいます。そのPCのドライブをロシア専用にする覚悟があればそれでOKです。 それができない場合、自分でファームウェアを書き換えるという方法もあるようですが、ドライブのメーカーによってやり方が違います。興味ある方はご自分で検索してみて下さい。こちらも『DVD、リージョンフリー』というキーワードでいろいろ方法が出て来ると思います。ただしそれが原因で修理を必要とする場合、保証対象外ということで有償になるということを十分念頭において行って下さい。 ここではリージョンフリー化ソフト(Windows用)をいくつか紹介しておきます。ファームウェアの書き換えを必要としないということになっていますし、お手軽であまり高いものでもありません。ただし導入前にそれぞれのソフトの評判等をオンライン上で確認することをお薦めします。エラーの場合の対処法等の情報も見つけられると思います。 Unreal DVD: 上記の方法は必ずしも再生を保証するものではありません。ソフトとハードの相性がトラブルになることもあるようです。 |
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注意:リージョン回避、購入したドライブのハードウェアのファームウェアの改造自体は著作物侵害には当りませんが、DVDのコピーガードを解除・複製した場合は違法行為になります。 もしご質問等あればメールでお願いします。 |
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