立原あゆみ

 もしも最近立原あゆみのマンガを読み始めた人に、「あの人は以前少女漫画家だった」といったら、きっとたいそう驚くに違いない。なんせ、現在書いているマンガはほぼ全部やくざマンガなんだから(^_^;) そういえば、そういう読者は当然、立原あゆみは男だと思っているんだろうなあ。昔は男か女か意見が分かれていたのに……。

 このページは置いとくだけで更新するつもりはなかったのだけど、最近某掲示板にリンク張られてしまったのでちと釈明。
 立原あゆみが男性だということは以前から知っていました。少女漫画時代は、ぼくが「男だ」というと反論されたことが何度かあって、何の疑問もなく女性だと思っている女性読者は多かったと思う。
 しかし、今は逆に、最近のやくざマンガ家立原あゆみが女性と思われていたことなど想像もつかないだろうなあ、といった意味で上記の文章を書きました。

 立原あゆみの少女マンガ時代の代表作は、なんといっても「麦ちゃんのヰタセクスアリス」だ。読者の少女たちは、少年を主人公に、しかも少年の性的な心情をメインに語られた胸ときめかせていたのね( *゚゚*)トホイメ
 その後、少女雑誌と並行して、少年チャンピオンに少年を主人公にした作品を発表するようになり、「熱くんの微熱」を経て、「本気!」の連載が始まる。既に第1部が全50巻で完結し、今年(1998年)初めから第2部が始まっている。質・量ともに、少年マンガの代表作だ。そして、「本気!」の連載途中から、青年誌でもヤクザマンガの連載を始める。その代表作は、ヤングチャンピオンに連載中の「仁義」だろう。
 このように、各ジャンルを遍歴している立原あゆみなのであった。

「弱虫(チンピラ)」

日本文芸社 ニチブンコミックス   2巻 ISBN4-537-09765-5 495円 1998/01/25 (1)
 日本文芸社のマンガ雑誌なんて、全然ぼくの守備範囲ではないんである。目次のところには、漫画ゴラク「ネクスター」連載とかいてある。なんとまあ、老舗だがぼくが一番買いそうにない雑誌の別冊なのね(^_^;) ま、ヤクザ漫画なら載っていて全然おかしくないからいいんでしょう。  ニュース等の、「○○会系△△組」方面に出てくる単語なんか、ずいぶん詳しくなってしまった。若頭は組の中でどんな地位なのか、とか、構成員と準構成員の違いとか……。
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MAN HBE03015@nifty.ne.jp
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