一条ゆかり

 笑わばわらえ(^_^;) ぼくが子どものころから読んでいたマンガ家というのはそう居ない。いれば全ておぢさんおばさんなんだよー(;_;) で、マンガ家としてしぶとく生き残っている人たちは、みんなすごいんだな、大御所なんである。一条ゆかりも、ぼくが(少女まんがに)ものごころついたときにはもう書いていた大御所のひとりなのだ。
 ずいぶん昔の作品もコミック文庫で復刊されているし、断続的にずいぶん長い間書いている「有閑倶楽部」もあるが、とにかくぼくが一条ゆかりをあらためてすごいと思ったのは、「女ともだち」「おいしい男の作りかた」等の最近の中編(単行本で数冊くらいのもの)である。この2つと、「正しい恋愛のススメ」はぜひとも一読をお勧めしたいものである。

「正しい恋愛のススメ」 全4巻

集英社 ヤングユーコミックス・コーラスシリーズ   4巻 ISBN4-08-864346-1 476円 1998/01/24 (1)
父親:娘ができたあと自分がホモであることを自覚、離婚して現在はホスト派遣会社を経営。
母親:脚本家、書き上げると元夫のところのホストを派遣してもらって遊び狂う。
娘:ボーイフレンドとのえっちの話でも大声でする明るい性格。
娘のボーイフレンド:だるい性格。性欲も淡泊。友達に誘われてホストのアルバイトを始め、ガールフレレンドの母親に指名されて恋に落ちる(^_^;)  と、人間関係を整理してみると、はちゃめちゃですね(^_^;) 読みたくなったでしょ(^_^;)
 若ければ感性で勝負、とか、読者の共感を得て、なんて感じでもマンガ家やっていられるけれど、何十年もたてば、やはり話がうまい人だけが生き残るんだよね。
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MAN HBE03015@nifty.ne.jp
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