秋月 りす

 なぜ秋月りすが青年まんがかというと、「OL進化論」が掲載されているのがコミックモーニングだからというだけの話なのである。4コマまんがは別に考えた方がいいのかなあ。でも、ぼくは他に4コマまんがはほとんど買わないから……。
 4コマまんが専門の雑誌があるが、あれはどうしてもなじめない。第一おもしろくないのだ。せいぜい苦笑できるものがあればいい方。特に主人公がいつもでてくる4コマまんがは最悪で、ひとりのキャラクタで量をこなせばどうしてもマンネリになるのが当たり前なのだ。その点、「OL進化論」はたくさんの登場人物がとっかえひっかえでてくるからなかなかマンネリ化しないですんでいる。主要登場人物の名前が言えるだけでも相当のOL進化論おたくである。
 秋月りすの別の作品に、特徴ある4姉妹が主人公の「かしましハウス」があって、これも大変おもしろいが、4人の極端なキャラクタ設定があってもマンネリ化の危険は常に存在している。
 4コマまんがでぼくが注目しているのは、チャンピオン系に書いている川島よしお。少年チャンピオンで「グルームパーティー」を連載している。これも、いろいろなシリーズを並行して書いている。
 しかし、やはりなんといっても現時点での4コマまんがのトップといえば秋月りすだ。まだ読んだことがないのなら、絶対に読んで損はない。
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「OL進化論」

講談社 ワイドKCモーニング
 13巻 ISBN4-06-337355-X 514円 1998/03/23 (1)

 内容には全く関係ないが、この本は奥付の発行日と実際の発売日が一致している。なんてすがすがしいのだろう。みんなこうすればいいのに……。またさらに関係ないのだが、この本と一緒に内田康夫の「鄙(ひな)の記憶」という推理小説も買ってきた。この奥付がすごいのだ。1998年4月5日第1刷、1998年4月7日第2刷なのである。実際に買ったのは1998年3月26日なのに……。たぶん、初版ができあがる前に書店からの注文が多かったので増刷が決まったんだろう。しかし内田康夫の本は売れている。ぼくも買っているひとりだし(^_^;)。  閑話休題。OL進化論の登場人物のなかでだれが一番好きかというと、これもよくあるんだろうが、断然社長秘書の令子さんである。こんな女性とおつき合いしてみたいぞっ(*^_^*)

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