赤石 路代

 実は、ぼくは赤石路代のファンクラブに入りたいのである。しかし、入りたいと思いながら、年に1か月の入会チャンスをここ数年逃しつづけている(;_;) 今年こそは……(;_;)
 クラシック音楽漫画の名作の一つ『あるとの「あ」』、プライベートアクトレスという特殊な職業の主人公を通じて人間ドラマを描いた「P.A.」、いろいろなジャンルで珠玉作を作り続けている。「ひとみ」等の比較的低年齢層の読者を対象とした雑誌にも書いているので、そこに発表された作品はそれなりにちと物足りないけれど、しょうがないこと。

「永遠かもしれない」

小学館 フラワーコミックス   1巻 ISBN4-09-137481-6 390円 1998/02/20 (1)
 赤石路代はときどき超能力ものを書く。主に低年齢層向け雑誌の連載に多い。この「永遠かもしれない」も超能力もので、卑弥呼以来代々日本の為政者のために占って来た巫女の心臓を移植された少女が、その能力を受け継いで、第1巻ではまだよく分からない何者かと戦う話だ。
 赤石路代の書く人物は、目がきりっとしている。愛や恋だけに生きてはいない、何かと戦う人、何か成し遂げようとしている人を描く時、赤石路代の画風は最大限に魅力を発する。

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MAN HBE03015@nifty.ne.jp
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