この日は3連休前の金曜日。今週末は月齢、気温ともに条件はよさそうだった。
しかーし、３日ともすでに用事があり採集はできないことが決定していた。
なので金曜日の夜、また房総街灯周りでもしてこようと思っていたのだが、、、、
会社帰りで電車待ちをしているとメールが入る。
誰だろうと思ってみてみるとほりけんさんだった。
今週も街灯周りをする予定とは伝えてあったのだが、なんと今日だったら一緒に行けるとのこと。
家に帰ってから飯食って、その後出発してほりけんさんを途中で拾ってそのまま房総へ繰り出すことになった。

◎ひさしぶりのほりけんさん

家を出て、車を飛ばしほりけんさんの家の近くに到着した。電話を入れ、ほりけんさんが来るを待つ。
ほりけんさんと会うのは何時以来だろう。思い出せないくらい昔だ。
それぐらい会っていないのに都合が合えばすぐに採集っていうのが虫友の不思議なところだ。
しばらくして前方方向よりほりけんさんが歩いてくる。
な、なんと、上半身、裸だ。なぜ？？
突然、走り出しＬＡの前まで来ると、

ほりけん：「オッパッピー!!」

と叫んだ。
ＬＡは唖然とした( ﾟдﾟ)。そしてＬＡが知らない人のふりをしたのは言うまでもない。
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というのはうそ(ﾟ∀ﾟ)ｱﾋｬ。
普通にいつもの通り、ほりけんさんは登場した。
あいかわらずのイケメンぶり。
お互いの近況報告などしながら、街灯周りポイントへ向かう。
本当に久しぶりだったのでかなり話し込んでしまった。

◎街灯周り

しばらく車を走らせているとそろそろよさげな街灯がちらほらと現れ始めたのでチェックを始める。
ほりけんさんが、ミヤマ♀の死体や、コクワの轢死体などを発見するがなかなか生きているクワガタに出会えない。
しばらくしてやっと、大型甲虫に出会うことが出来た。

気温がずいぶん下がってしまった。出発時は26度あったが現時点で22度、すこし肌寒い。
なかなか虫が発見できないのはこれが影響しているのか？？
秋の虫は多いのだが、、、コオロギとかツユムシとか。クツワムシはガチャガチャうるさいし。
そんななか、やっとのことで甲虫発見。これはシルエットですぐに何か分かった。

さすがにひと夏を生き抜いてきただけあって傷、よごれも目立つがまたそれが一層渋みを増していた。
撮影後リリース、ぜひもう一花咲かせてほしいものだ。
しばらくまた車を走らせると水銀灯が複数ある橋に到着。
そこでもクワガタ発見。

房州のクワガタって結構サイズがいいのが多い気がするなぁ。
やっぱり気温が高いっていうのはサイズをアップするのに必要な要因のひとつなのだろうか？

◎○○ロード

先週も行った通称○○ロード。
今週も回ってみるが、先週ほど虫がいない。
しばらく走っていると、コクワの♀がいた。

続けて橋の欄干でミヤマ発見。

この時期になると哀愁漂う虫が多いなぁ。
続けて、甲虫発見。

そしてそのあとの街灯で今回最大の収穫発見。

このミヤマはほりけんさんがいたくお気に召したらしく、お持ち帰りとなった。
その後は特に発見はなく、○○ロードの最後まで来てしまった。

◎ほりけんさんのクヌギポイント

○○ロードの最後に出る道からほりけんさんが以前見つけたクヌギの木が近いとのことであったので
そこへ向かうことにする。
クヌギの木に到着し、期待して木を見てみた。ほりけんさんはヒラタを期待していたのだが、
残念。コクワとカブト♂しかいなかった。
その帰り道、道端に大型の鳥が佇んできるのが見えた。
車で通りすぎたとき、フクロウのように見えたので珍しいからとバックで戻り、車を降りてみた。
ところが、その鳥はフクロウではなくしかも、、、、、、、、

ほりけん：「この鳥、目がオッパッピーしちゃってるよぉ。」

そう、様子がおかしかったのだ。自力で立っているのやっとと言う感じで小刻みに震えていて、
さらに目があらぬ方向を向いている。病気みたいだった。
どうしようもないのでその鳥はその場に放置して戻ることとする。

◎ほりけんさんの家のちかくポイント

最後に帰る前にほりけんさんの家の近くになかなかのクヌギポイントがあるとのことだったので
寄ってみる事になった。
実際ポイントへ行くと、そこはコクワパラダイスだった。
しかし本当にいいクヌギがたくさんある。樹液だらだら、ぼこぼこ。
むかし市原にはきっとこんなクヌギがたくさんあったんだろうな、なんて話をしながら見て回った。

結局その後はめぼしい発見もなく、お開きとなった。
ほりけんさんと房総○○でのオオクワ情報をゲットしたとのことで、そこに行く約束をして解散。
久しぶりに会ったけど、ほりけんトークは健在でとても充実した採集となった。
ほりけんさんありがとうございました!!