LAwinのDorcus館 LastUpdate 2006/8/29
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2006年8月25日〜26日 南東北某所

◎8月25日金曜日夕方

金曜は毎日定時に上がっているLA。今週も例外なく定時で上がる。
さっさと帰って飯食って風呂入って出発すれば日付が変わるころには某パラダイスポイントへは入れる。
ちなみに今回はひさしぶりに奥様同伴だ。
これにはメリットとデメリットがある。
メリットはお金。間違いなく食費と温泉に掛かる費用は確実に出る。財布にやさしい。
デメリットは時間。いろいろな時間制約が伴う。また奥様の「帰りたい。」という
言葉がでないようにご機嫌を伺わなければいけないという精神的負担も発生する。
まあ、結婚していればそんなの当たり前でこんな趣味をやらせて貰ってるだけで感謝しなければ。
話が少し逸れたが、家を出たのは大体9:30ぐらいだったと思う。

◎移動中

約1ヵ月ぶりとなる遠征だったので、アドレナリン出まくりで1週間の疲れも今は全然感じない。
ただ、遠征から帰ってきたときの反動は恐ろしいかも。(^_^;)
とにかく北へ北へと車を走らす。
気温はやや低め、北へ向かうごとに24、23、22・・と気温が下がっていく。
某ポイントの傍まで来たときには気温は18度まで下がっていた。
もう暦の上では秋と行っても、まだ8月。もうちょっと太平洋高気圧君には頑張ってもらいたいのだが、、。

◎ここは本当に東北?

某パラダイスポイント到着。できれば近寄りたくはないのだが金曜の夜に採集が可能とすれば、
第一候補はここだろう。他にもあるけど、ここが一番近い。
ここは、相変わらず田舎で真夜中のはずなのに車通りが多い。
なぜかみな手に懐中電灯を持って、外灯の前をウロウロしている。
変な人たちだなぁ。LAが地元民だったらとっくに通報してるな。不審者が居るって。
金曜の夜でもこんな感じなので、すでにやる気の無くなったLAだが、なんとなく惰性で採集を続けた。
当然、結果は散々。コクワ♀1のみの発見に終わった。
午前2時ごろには切り上げて本来のポイントを目指して出発した。

◎8月26日朝

大分、夜明けも遅くなってきたみたいだ。この時期は秋の気配を感じすぎてため息の連続だ。(T_T)
完全に明るくなった午前5時過ぎぐらいに、某所のコンビニで仮眠を取ることにした。

◎某ダムへ向かう。

今回は去年から目を付けていた某ダムへ向かう。
地図上でしかしらない場所に期待をするLA。
なんにしても初めて行く場所は楽しいものだ。

◎林道を行く

2車線あった道がいつしか1車線になり、片側は崖、片側は急斜面の岩山という道を
延々と進む。怖い。落石と転落の恐怖に怯えながら車を走らせる。
行けども、行けどもゴールは見えない。
せめてもの救いは奥様が熟睡していることだろうか。
目を覚ましたら絶叫するに違いない。(^_^;)

◎針葉樹林<`〜´>

最初のうちは広葉樹林が多くて途中からブナ、ミズナラなんかもちらほらしていたのに急に針葉樹林に様変わり。
それでもあきらめずにはダムまでは行くことにする。

◎ダムだ、いやムダボネだ。

やった、到着だ。しかし。。。。
うーん、微妙だ。広葉樹はあるが少し細い木ばかりだ。
ダムに外灯はあるが、夜にならないと明かりが着くかは分からない。
そして、外灯の下には虫の死骸らしきものはひとつもない。
たぶんこの外灯は常時消灯されているに違いない。
今日はおそらく今年最後の東北採集になるだろう。ならば悔いの残らない場所で採集したほうがいい。
そう思ったLAは来た道を戻ることにした。

◎Uターン不能

ダムの構造上、車でダムの堰の上まで走れるようになっていたので、LAはそこまで車を進めたのだが、
いざ帰ろうと思ったときにふと気づいた。
Uターンするスペースがない。(^_^;)
バックで戻ろうにもUターンするスペースがある場所まで数キロはあるだろう。
また、新車を擦るわけにはいかない。奥様同伴ではごまかしも聞かない。
しょうがないので、切り替えししまくりで車体を反転させることにする。
少し切り返しては、車を降りてスペースの確認。
これを十数回繰り返してやっとUターンに成功した。疲れた。(-_-;)

◎LA未採集ポイントへ

「さて、じゃあどこへ行こうかなぁ。」とLAは考える。
「ファンタスティックでエレガンスでクールビューティなポイントが近くにないかな?」
少ない脳をフルに使って過去の記憶を蘇らせる。
そして思い出した!(^^)!。「そういえば、1昨年に2回ほど挑戦して玉砕したあの場所があったなぁ。」
そこは、回りの山を見る限り、誰もが「ここは居る。」といいそうなポイントなのだ。
ちょっと遠いが車を走らせる。

◎ポイント付近到着

ポイント到着は午後4時過ぎ。夜までは少し時間がある。帰りのことも考えて少し仮眠を取ることにした。
目が覚めるとすっかり真っ暗になっていた。午後7時40分ぐらいから採集を始める。

◎最初の外灯

1番最初に見たのは1番期待の外灯。
まだ虫の飛来の時間には少し早いが何かを期待させるぐらい蛾やその他の小さな虫が飛んでいる。
とりあえず、ポイントと思われる外灯を1通り見て回ったが甲虫は発見できなかった。
そして復路に入る。そろそろ虫が飛んできてもいい頃合だ。

◎虫の飛来開始

復路に入ってすぐに外灯の下に佇む黒い物体を発見。 やっとここにきて画像の登場だ。(^_^;)

カブ♀だ。

車に轢かれないように、近くの茂みに逃がしてやる。
また車を走らせる。しばらくしてとある外灯下でクワガタ発見。2匹ほどいる。

ノコ♀だ。

こっちもノコ♀だ。

もうそろそろ復路も終わる。しかし他の採集者がいないと言うことはとても幸せだ。
プレッシャーを何も感じない。1往復して採集者とすれ違わない採集なんて東北では何時ぶりだろう。
しかし、採集者がいないということはオオクワもいないのかなぁ。(-_-;)

◎最初の外灯へ戻る。

最初の外灯へ戻ると、外灯の真下にクワガタらしいシルエット。
車を降りてみてみると、、、、。

オオクワ♀だった。

やっぱりここにもオオクワは居たんだ。2年越しの喜びが込み上げてきた。
卵産んでくれよー。

◎次なる獲物を求めて

次に見つけたのはこれ。

秋の虫。(T_T)

灯火採集も後期になってくると、コオロギやらキリギリスやらが道に出てくる。
これがたまらなく寂しい。みなさんもそうでしょ?
そのつぎは、コクワ♀3連発。

ピンボケ。

ちいさくてスジかと思った。。

これはなかなか立派なコクワ♀。

◎帰りながらの採集

虫の飛来も少なくなってきたので、帰りながらの採集にした。
とある外灯で、大きな甲虫が3匹固まって落ちていた。カブトには見えない。
期待しながら車を降りて近づくと、、、、、、。

ガムシ三連発。ほんと紛らわしい。

その後は、カブトを数匹見つけるに留まった。
そして翌日の午前8時ぐらいに家に着いた。

この日の成果。

オオクワ♀1、ノコ♀2、コクワ♀3、カブト多数。




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