LAwinのDorcus館 LastUpdate 2006/5/7
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2004年5月9日


ここ最近採集から遠ざかっていたが、久しぶりにルッキングに行ってきた。
今年は千葉の南部でも灯火採集をやりたいなあなんて思っていたので今回はその下見を兼ねて 千葉南部のほうへ行くことにした。
家を出る頃はまだ雨が降っていなかったが、天気予報ではあきらかに午後から雨が降ることが わかっていた。それもあってLAのテンションはあまり高くない。

まずは、御成街道をひたすら下り茂原にはいり、そこからは行き当たりばったりで南を目指す。
わかりきっていることではあるが、やはり千葉南部は千葉北部、茨城とは違い常緑樹が多い。そして それ以上に多いのが竹。いまは筍の時期とあって道端で筍を売ってたりもする。
とりあえず、なんどか山を越えた時点で雰囲気のよさそうな場所を発見したので車を止める。ちょうどよく 人が一人通れるぐらいの幅の林道があったのでその林道を徒歩で入ってみる。

LA邸から2時間でこのような原生林のような場所に辿りつく。千葉っていなかだなぁ。

林道をすこしずつ進んでいくと、倒木を発見。とりあえず削ってみるとコクワの幼虫が出た。

ふう、坊主は免れた。

この木はコクワの木とわかったので早々とあきらめる。
次に、伐採された椎の木の結構太い丸太がいくつか放置されている場所に出た。 とりあえず、削ってみるといい具合に朽ちている。いい白枯れだ。 しかし、なにも食痕がでない。削った木片の匂いを嗅いでみると菌糸の回っているとき にする特有のにおいがした。いい状態なのに何もいないのはなぜ?と思ったのと同時に 椎の木もこんな綺麗な白枯れになるんだ。とひとつ勉強になった気がした。

さらに進んでいくと伐採されたばかりのコナラの木に出くわす。

いい状態になるにはあと2年はかかるなぁ。

カワラタケが生えることを祈りつつ、通り過ぎる。

次に、桜の立ち枯れを発見。なにやらキノコがたくさん吹き出している。

削りたいけど、下は崖。LAにはこれを削る度胸はない。

よだれを垂らしつつ、先に進んだ。
それから、10分ほど林道を進むも林道が行き止まりになったので、引き返して車に乗ることにした。

また車を走らせていいポイントを探していると、なかなか太そうなコナラの木を見つけたので 車を降りて、山に入り近づいてみる。

なかなかの太さのコナラ兄弟。樹液痕はあるが少々健康すぎだ。残念。

また車に戻り、めぼしいものを探す。しばらくすると、丘の上に切り株を発見。さっそく車を降りて 丘を駆け上り削りだす。

うーん、状態があまりよくない。

切り株からはなにもでなかった。
続いてこの切り株の上部にあった幹の部分と思われる倒木を削る。

いい感じの白枯れではあるがこれもクワガタはいない。

倒木の方は巨大なゴキブリが出てきて一瞬ドキッとした以外は、とくになにもなかった。

このあともいろいろ探し回ったが雨が降ってきてしまったので帰る事にした。
結局、あまり収穫のない採集になってしまった。次回に期待することにしよう。



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