LAwinのDorcus館 LastUpdate 2006/5/7
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2004年2月1日


2004年初の採集に2月1日に行って来た。
ほりけんさんと茨城攻めに行こう行こうと思いながら、なかなか都合が会わず結局年明けから 1ヶ月が経過してしまった。>一人で行けばいいじゃんよ!!
前の週からほりけんさんと何度か連絡を取り合い、場所と時間を決定。なんと茨城に行くのに前の晩 より現地入りをすることになった。久しぶりの採集とあって気合ははいりまくりだ。
さらに今回は、

ほりけんさん:「タコ取れの神様が舞い降りてくる。」

というDr.○○ばりのインチキ臭い予言付きだ。

・1月31日の夜
天気予報を見ると比較的明日は暖かそうだ。なんておもいながらほりけんさんからの連絡を待つ。
午後11時半頃に、ほりけんさんと合流。またまたいろいろ積もる話をしながら下道から茨城に向かう。 いろいろな話に夢中になっていたので、なんだかあっというまにって感じで現地に到着。
現地に到着後、とりあえず寝る前のビールを買うためにコンビニに入ることとする。
車を出ると、いきなり茨城の臭いがLAたちを襲う。
注)茨城の臭いとは、肥やしの匂いです。茨城では畑の近くでなくとも普通にこの臭いが充満しています。

ほりけんさん:「これだよ、この臭いだよ。」

そうつぶやきながら、ニヤリとするほりけんさん。
肥やしマニアにはたまらない臭いらしい、、、。
それに対してLAは、

LA:「くさっ!!」

至って普通のリアクション。LAが常人であることの証明だ。
ビールで一杯やった後、ほりけんさんの広い車のなかで持参した寝袋を使用して就寝した。

・2月1日
朝8時ごろより動き出す。「気合を入れていた割には遅いんじゃ?」と思った方もいらっしゃるかと 思うが、そう、LAたちは朝が非常に弱い。なので夜から現地入りしないと採集時間がほとんどなくなって しまうのだ。ただの根性なしなのだ。

この茨城の風景。とても気持ちいい。

この日のスケジュールとしては、以前ほりけんさんが見つけて気になっていたというポイント付近を見て回り、その後は 前回探ったポイントに向かいながらの採集であった。とりあえずほりけんさんのポイント付近を探る。
さっそく根元が台場状になったクヌギを発見。接近する。

この木はニクウスが結構生えている。

なかなかよさそうな木もあったが、民家が近いためトラブル等を考慮して削るのは止めた。
つぎにその周辺をいろいろ探りまわる。
畑の脇を歩いていると枯れた草の下に隠れたエノキの切り株を発見。かなりいい感じで朽ちている。

なかなか見えづらいところにあった。

早速、木を削ると早速コクワの幼虫が姿を表した。今年も初採集はやっぱりコクワだったか。 釣りでフナに始まりフナに終わるなんていう言葉があるけど、クワガタだったらやっぱり コクワに始まり、コクワで終わるなんだろうなぁ。なんてふと思ったりした。
さらにその木を削っていくと根元の方から太い食痕が出てきた。根元、太い食痕。このキーワード から想像できるのは彼しかいないのだが、やっぱり彼でだった。

ノコなのだ。

多数のコクワ、ノコギリの幼虫をこの木から発見した。とりあえず幼虫はほりけんさんがお持ち帰りすることと なった。
さらに、次の朽木を求めてその周辺をかなり歩いたが、いい木にめぐり合うことはできなかった。
この場所をあきらめ、前回探索を行ったあたりに場所を移すことにする。

移動中に昼食を取り、気合を入れ直して午後の採集に望む。 前回発見したクヌギの大木のあたりに来た。前回よりも草が枯れている分朽木を探しやすい。 1本の立ち枯れがLAたちの前に姿を表した。
樹上2メートルぐらいのあたりにニクウスバが生えている。さっそくほりけんさんが 木に登り削りだす。

木に登るほりけんさん

せっかく木に登ったがこの木では成果はなかった。次に林のなかのしいたけのホダ木を見つけたので ちょっと見に行く。
ホダ木を削るわけには行かないが幸い削りたくなるような状態ではなかった。それよりも気になったのは ヒラタケのエノキホダ木があったことだ。まだクワガタは入るような状態ではなかったが、今後が期待できる 代物だ。こんど持ち主と交渉してみようかと思った。
クヌギの大木の林でて周辺をくまなく探してみる。しばらく歩いたところでクヌギの大倒木を発見。

結構太いクヌギ。しかし状態が、、、

ちらほらカワラは生えているので削ってみたが出てくるのはカミキリの幼虫ばかり。 途中で削るのをやめ、さらに周辺を探る。
道を延々と歩いていくと、ちいさな脇道に出くわしたので脇道の方を歩いていく。 するとちょっと開けた畑にでた。畑の脇をくまなく歩き、朽木を探す。
すると、ほりけんさんがエノキの切り株を発見。名前はわからないが以前山梨でオオクワを 出したときに生えていたキノコが生えていた。
結構大きな切り株だったので二人がかりで格闘する。 最初に初齢と思われる幼虫をほりけんさんが出し、LAが続けて同じくらいの幼虫を出す。 初齢にしては大きいなぁなんて二人で話していた。少し期待していたのかもしれない。 しかし、ほりけんさんがあっさりコクワの三齢を出してしまい、意気消沈。

格闘したエノキ。なかなかいい材だったんだけどなぁ。

その後もいくつかの木でコクワを多数だしたが、結局タコ取れの神様は今回も舞い降りては こなかった。

採集の帰りにうどん屋にて夕食を取る。あまりうまくなかった。 くやしくて、その後にココスにより甘いものを食べる。 次の採集についてあれこれ話をする。こういう時間も結構楽しいものだ。
そして、リベンジを誓い家路についた。




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