この日はほりけんさんと、以前爪楊枝ダーツで決めた茨城中部に採集にいくことになっていた。
あさから、行動するとどうしても距離が長いため採集時間が短くなることを懸念して夜から出ることにした。高速にのり茨城を北へ北へ向かう。目的地のインターの手前で車を止め、眠る。
あさ、9時から動きだす。目標の地点に大体到着したので、あたりを探るが思ったほどいい木がない。なかなかの里山だが木は細い木ばかり。あまりいい木を見つけることができないため、場所を移動することにする。移動中に発見したほりけんさんが発見した気になるコナラの木を見に行くことにする。かなりの木だ。洞もある。が、一番驚いたのは、その木がとても樹液を出していることだ。11月も下旬なのにまだまだ夏という感じだ。たまらない。
見つけたコナラの大木。夏が待ちどうしい。
こんな木があるのだから、周りにはいい木がたくさんあるに違いないとあたりのめぼしい朽木を割ったがそんなに甘くはない。ほりけんさんがコクワの幼虫を掘り出しただけだった。
しばらくして、またポイントを移動。田んぼのわき道に、クヌギを発見。変わった形をしている。いつか雑誌でみたようなあぜ木と呼ばれるものに違いない。カワラの吹いた朽木もあるため、二人で割ってみる。ほりけんさんがコカブトを割り出しただけの結果となった。ここで日が暮れて終了。帰りにまたまた、作戦会議を含めた夕食をして帰途についた。
今回もいい木はあったが惨敗におわった。茨城は南部の方がやはりいい木が多い。でもそうだからこそ北部、中部のオオクワを捕まえたときの感動はすごいものだろう。いつか取ってやると思うLAであった。