LAwinのDorcus館 LastUpdate 2006/5/7
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2000年7月29日〜8月5日

今年も会社の夏休みの時期がやって来た。今年は諸事情があって採集にはあまりいけないLAだが、このときだけは東北で採集だけを純粋に楽しみたいと思い、期待と不安に胸を膨らませて、家を出た。

初日は、秋田に向かう途中に新潟、福島をざざっと見て回ることにしたが、まず新潟のポイントについたとたん、久しぶりの採集で興奮してしまい、福島でJIROさんとお会いする約束をしていたのだが、その時間に間に合わないような時間まで新潟に長居をしてしまった。JIROさん申し訳ございません。なおJIROさんはこの日61ミリの♂を見事採集されたそうだ。なんともうらやましい。さてLAは当然坊主。人も多かったが、LAは採集はへたくそなので当然の結果といえよう。夜どうしで秋田に向かうことにする。

二日目、秋田で昼間に目を付けておいた場所を見回ろうとすると、なんと何処もかしこも人が張っている。これは余談だが、LAがポイントとしてみていたところは某雑誌に名前が出てしまっていたところであったのだ。LAはその雑誌は知らなかったが、かずっきーさんに教えてもらいはじめてそのことを知った。そしてろくに採集をさせてはもらえず、こんな状態では、今回の採集行は坊主で終わってしまうと不安になってしまった。そこで、急遽ポイントを一応知っている青森に行って1頭取れたら新規ポイント開拓をしようと考えた。夜どうしで今度は青森に向かう。

青森にきたLAは昼間なじみの温泉にてゆっくりと過ごし夜に備えた。いよいよ夜だ。いろいろ見回るも、去年より虫の数が少ない。去年より採集者の数は多い。悪条件であきらめかけて、去年回っていない場所でも見回ろうと思って、少し場所の離れたところを見回っていると、後ろから採集者の方が来た。LAは人と争って採集するのがとても嫌いなので、その場を離れることにしたその瞬間、バサと音がしたのでその方向を見たところ、ちょっと大きめの虫がひっくり返っている。最初は、この辺にたくさんいるガムシかと思ったがよく見て見るとオオクワの♀であった。とりあえず、坊主はなくなった。ほっとしたLAは、また夜どうし、秋田に向かうのであった。秋田のLAがポイントと思い込んでいる場所に行く途中ヒメオオの♂を1頭拾った。バリバリの採集派の方々からみればあまり大きくないかもしれないが53ミリのヒメオオだったので自分ではとても嬉しかった。

青森産天然42ミリ♀

四日目、またまた秋田に戻ってきたLAは、昼間の暑さにやや参りながら、夜を待った。夜見回りするも、よさそうなポイントはみな人が張っている。平日だというのになんで、人がこんなにと思いつつもがんばって見回る。が、だめ。採集にきてこんなに早く寝るのは初めてというぐらい早く眠りに着いてしまった。

五日目、この日も秋田。この日はポイントと思われる場所に張り込んで見ることにした。この日は、すこし気温が低く、風があった。虫はミヤマをはじめ、たくさん飛んできたがその中にオオクワはいなかった。ポイントの前に座り込んでいると、秋田県警の方々がLAの前に現れた。事細かにいろんなことを聞かれ、車のナンバーまで控えられてしまった。確かにこんな山奥に、人が一人座り込んでいたら不自然だ。虫を取っているなんていっても普通の人にはにわかには信じられないだろう。仕方がない。こんな趣味を持った自分を呪うしかない。この日も坊主。

六日目、結局、秋田はこれまでにすることにし、山形へ向かう。山形の狙っていたポイントについたころ、にわか雨が振り出し、とても採集できる状態ではなくなってしまったため、急遽福島方面に向かう。福島の取れた記録など聞いたこともない場所で採集をしてみたが案の定、坊主。天候と自分の勘の悪さを恨みつつ、就床。

七日目、山形に戻り、いい温泉を見つけたのでそこで昼間を過ごし、夜に備える。午後から、雨が降り出し夕方には辛うじて雨は上がったが、気温は低すぎる。とりあえず、ポイントと思われる場所を探るも虫がほとんどいない。この日もLAは惨敗。なんと採集がへたくそなのだろう。

八日目、最終日だ。この日も山形で採集だが、天候が悪い。雨も時折降って、気温もそんなに高くない。しかし、LAに天候や気温を変えることはできないので、しょうがない。結果は坊主だった。

結局八日間の採集で、オオクワ♀一匹という寂しい結果に終わってしまったが、来年に続く採集にはなったと思う。採集がうまくないLAはすこしずつ進歩していくしかない。土地勘が少しでもつけば採集が次回は楽になる。そう思い込んで納得するしかないLAだった。

最後にお詫び。東北の大自然をデジカメに収めるつもりだったが、デジカメを忘れてしまい、一枚たりとも画像を取ることができませんでした。本当に申し訳ございません。




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