LAwinのDorcus館 LastUpdate 2006/5/7
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1999年8月9〜12日青森県

いつか行きたいと思っていた青森県。ついにこの夏を使っていくことが実現した。行くからには、実績を残したい。そう思っていたが、内心はじめてのポイントで簡単に実績が残せるのかと不安も隠せないLAだった。日曜日の夜に出発、着いたのは次の日の朝6時、述べ10時間の車の旅はさすがに疲れた。が、青森の大自然を見たらそんな疲れは吹っ飛んでしまった。福島の自然を見たときもびっくりしたが、青森はスケールが違う。舗装された道路脇にぶなが生えている。どこまで行っても原生林って感じで不気味さすら感じさせる。ここならクワガタも豊富なのだろうとLAは1人で納得していた。

とりあえずテントを貼る。特別出演おやじ

青森の大自然。福島の比ではないと思った。

1日目の夜、ポイントについての情報は何もない。もうここはLAの福島で鍛えた長年の経験と運に頼るしかなかった。とりあえず目に付いた明かりに突撃。クワガタはいるいるいるいる。しかしオオクワの姿はない。しかし、その他のクワガタは豊富にいる。アカアシ、ミヤマ、スジ、コクワ、ノコ、腐るほど飛んでくる。オニ、ヒメオオの姿まで発見した。夜10時頃、明かりの前の道を来るまで徐行しながら、クワガタを探していると、少し大きめのクワガタが歩いていた。すぐに車を飛び降り走っていき急いで拾い上げるとあの12本のスジがある。ほかのクワガタにはない高級感。間違いなくオオクワのメスだ。初日からオオクワを採集できるなんてなんてついているのだろう。

当然初ゲットのオニ、初日からオオ、ミヤマ、アカアシ、ヒメ、スジ、ノコ、コ、オニの八目採集に成功する。すごいところだここは。

初日から捕まえられるとは思わなかった。39ミリの♀

気を取り直し、次のオオクワゲットに向けて動き出すが、他のクワガタはあふれるほど採集できたが残念ながらオオクワ2匹目は初日にはかなわなかった。

二日目、この日は昼間は結構晴れたが、夕方から気温が下がり始め、採集に適する気温ではなかった。とりあえず考えられる範囲の明かりをすべて回るがオオクワは見つけることができなかった。他のクワガタも数がずいぶん少ないように思われた。

三日目、この日は朝から曇っていた。が、蒸し暑い。今日は絶好のチャンスとおもいながら昼間は観光に費やす。酸ヶ湯温泉、八甲田山、三内丸山遺跡などを見ながら夜を待つ。夜になってもさして気温は下がらず絶好のチャンス。1日目にオオクワを拾った付近を回るがほかの採集者がずっと張っている。青森まで行って他の採集者と競合するとは思っても見なかった。が、逆にオオクワが採れると言う証拠でもある。LAのポイント選びの目は正しかったと安心する。ここだけでなくほかのポイントでもオオクワが採れるはず。そう思い、動き回る。が、天気は良いはずなのにオオクワは見つからない。半ばあきらめかけていたころ、ある明かりの前の道路ででかいクワガタの♀が落ちていた。一目でオオクワとわかった。横幅が広く45ミリぐらいあるのではと思ったが43ミリしかなかった。こいつの子供は楽しみである。

十和田湖の景色。たまんねー。

最初はでかいと思ったが43ミリだった♀。でも太いから子供に期待。

すぐに元気が出て周辺を探しまくったが、採集に適する時間はもう過ぎていたのか、オオクワはいなかった。 四日目、朝から雨が降ったり止んだ李を繰り返していた。気温もちょっと低い。最終日に賭けていたが、この雨ではちょっと厳しい。夕方には雨が止んだが、虫の飛びは余り良くない。が、夢中になって探しまくった。夜12時近くになったが、結局オオクワは見つからず、雨が降ってきてしまった。あきらめて、帰ることにした。高速に乗るまで明かりと言う明かりを見て回ったが結局採集には至らなかった。初めての土地でオオクワ2♀は上出来だと思いつつもまた行きたいと言う気持ちが浮かんできてしょうがない。福島ほど簡単に行ける場所ではないのに。しかし大自然は忘れられない。来年はまた行ってしまうかもしれない。でもそれもいいかなと思う今日この頃であった。




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