LAwinのDorcus館 LastUpdate 2006/5/7
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1998年11月15日

かずっきーさんたちとの採集を終えて家に帰ってきた僕は、家人から前日一緒に採集に行く予定だったYさん(仮名)から電話があったという事を聞き、早速電話をかけてみた。 Yさんがちょうど出たので、「今日はどうしたのですか?」と聞いたところ仕事が入ってしまったらしい。 Yさんとはぜひ一度一緒に採集させて頂きたかったので「次はいつ採集にいかれる予定ですか?」と聞くと何と「明日行かないか?」とおっしゃった。 しかし今日もいってきたのに二日連荘はきついと思い散々悩んだ挙げ句行くことにした。 だってこの機会逃したら次、Yさんと何時行けるかわからないんだもん。
私のポイントではなくYさんが大変な思いをして探したポイントなので、少しも地名を出すわけにはいきませんのでご了承いただきたい。
当日山梨に6時に着く。そしてある場所でエノキのみたこともないきのこが生えてる立ち枯れの根部からあっさりとYさんはオオクワの幼虫を採集した。6時について、7時にはオオクワの幼虫を採集してしまったのだ。 オオクワの幼虫はやっぱり違います。初心者の僕でも見た目が今まで採集してきた幼虫と違うのですぐわかった。 始めてみる天然オオクワの幼虫に大変興奮したしまった。 その後、その木で私も掘らせて頂いたが、オオクワの幼虫を一匹潰してしまった。 最初の材割りで出てきたオオクワ幼虫を潰してしまうなんて、とほほ、、、、皆さんごめんなさい。 そこでは、結局Yさんが採集した1匹と私の潰した1匹で合計2匹でた。
次のポイントでは、別々の木を掘っていたところ、Yさんが私の名前を呼ぶので飛んでいくと幼虫の食痕がそこには有った。

オオクワの食痕

Yさんが慎重に掘り進んでいくと、とっても大きな幼虫が出てきた。 これも見ただけでいつもとは違うやつなのですが念のため牙の形を確かめてみるとまっすぐ。 オオクワだ!こんなに簡単?にオオクワの幼虫が採れるなんて夢じゃないかなと思っていると 次から次へYさんはオオクワの幼虫を掘り出す。もう驚いて開いた口がふさがらない。 結局この木からは、6匹幼虫が出てきて2匹潰してしまい(ごめんなさい。)、4匹の幼虫を採集した。 これまで採集したのは全部3齢でした。

オオクワの幼虫です。画像がみにくくてすみません。あまり良いデジカメではないので。

10時前で、この成果だったので少し余裕ができて、ワインの店とか行ったり寄り道をしまくり、結局このあとは、オオクワの初齢幼虫を1匹採集する程度に終わった。 Yさんはすごい。すごすぎる。 僕も修行して、一人でオオクワ採集できるようになりたいと思う今日このごろです。



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