専門演習:労働法(柳澤ゼミ)のホームページ

・ゼミ日程

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2004年度前期

☆各週発表者は前週金曜の朝までに大まかなレジュメを送信すること

4月12日(月) 専門演習第1回
自己紹介、役割決め、発表順決めなど

4月19日(月) 専門演習第2回
自己紹介、合宿、コンパについてなど

4月23日(金) ゼミコンパ
場所:素材屋栄店
時間:18:30集合 19:00開始
詳しくは幹事:坂本まで

初のゼミコンでした

4月26日(月) 専門演習第3回
発表者:柳澤先生
【Scene6】 セクシャル・ハラスメント

5月10日(月) 専門演習第4回
発表者:土屋
【Scene10】 労働者派遣
二重派遣における問題論点
・給料の支払いが遅れた場合、予定されていた給料と違う場合、労働者はどの何を根拠に、派遣会社受け入れ企業に責任を取らせるか?
・派遣労働者に団結権は認められるか?

5月17日(月) 専門演習第5回
発表者:青木
【Scene11】 労働組合とチェック・オフ,ユニオン・ショップ
1.例(教科書使用)
2.ポイント(教科書使用)
 一.チェック・オフの中止の申し入れはできるのか?
 二.脱退後、新組合を設立した場合、ユニオン・ショップを理由に解雇できるのか?
−RPG−
3.判例、学説
 ・エッソ石油事件
 ・三菱倉庫港運事件

5月24日(月) 専門演習第6回
発表者:古久根
【Scene9】 非正規社員の賃金格差
1.問題提起
2.具体的な紛争例(丸子警報機事件)
3.パートタイム労働者の定義
4.問題解決
 一.疑似パートの賃金格差の違法性
 二.パート労働者と「同一労働」
 三.丸子警報機事件
5.まとめ
 ・パート労働者の問題点
 ・使用者側(会社)の問題点

5月31日(月) 専門演習第7回
発表者:河村
【Scene8】 嫌煙権と就業規則
1.問題提起
2.具体的な紛争例
3.就業規則
 一.労働基準法では・・
 二.就業規則の合理性の有無
4.問題解決
 一.就業規則の規定の新設
 二.新設された就業規則の規定の拘束力
 三.職場内全面禁煙の合理性
5.判例(京都簡易保険事務センター事件)
 ・安全配慮義務とは・・
6.まとめ

6月7日(月) 専門演習第8回
発表者:坂本
【Scene32】 病気による解雇
1.問題提起
2.具体例
3.普通解雇
4.配転の可能性(賃金等請求上告事件)
5.病気休職
 ・病気休暇、病気休職、復職について
6.まとめ

6月14日(月) 専門演習第9回
発表者:村西
【Scene33】 整理解雇
1.問題提起
2.具体的な紛争例
3.整理解雇の正当性の基準
 ・整理解雇の四要件
4.問題解決
 一.整理解雇とは何か?
 二.解雇理由の特定について
 三.整理解雇との区別の基準
5.まとめ
 
・整理解雇の問題点

6月21日(月)
台風による暴風警報のため休講

6月28日(月) 専門演習第10回
発表者:服部
【Scene18】 労働時間の意味
1.問題提起
2.具体的な紛争例(大星ビル管理事件)
3.労働時間の定義
4.労働時間の算定
5.問題解決
 ・仮眠時間は労基法上の労働時間にあたるか?
 ・賃金請求権についてはどうか?
6.まとめ

7月5日(月) 専門演習第11回
発表者:高橋
【Scene2】 労働契約の期間
・労基法14条、15条について
・試用期間中の解雇は正当か
・今年改正の14条の説明
・まとめ、他

7月12日(月) 専門演習第12回
発表者:高井
【Scene1】 内定・内内定

2004年度後期

9月27日(月)
講義

10月4日(月)
講義

10月18日(月)
ゼミ論文の段取り確認

10月25日(月)
発表者:土屋・青木

11月1日(月)
大学祭のため休講

11月8日(月)
発表者:古久根・河村

11月15日(月)
発表者:坂本・村西

11月22日(月)
発表者:服部・高橋

11月29日(月)
発表者:高井

12月6日(月)
原稿を集めて、第1次校正作業

12月13日(月)
第2次校正作業

12月20日(月)
修正した原稿を提出

12月27日(月)

お知らせ

久々の更新(汗)
だいぶ縦長なページになってしまいました・・

合同合宿について
日時:9月16日、17日
名城大学:職場上の嫌煙権
名古屋大学:派遣について
南山大学:過労死について
なんとか無事(?)に終了しました
是非後輩にも参加してもらいたい
下調べの重要さは痛いほどわかりました・・
そこで提案ですが、
来年度以降の合宿参加の目安にするために合宿の感想(全員もしくは一部)をここに載せようかなと
いかがでしょうか?

論文について
締切り厳守!
11月中に完成させましょう

メンバー

ゼミ長 高橋泰典
コンパ幹事 坂本大栄・村西桂太
旅行係 河村秀太・古久根宏之
ゼミ論文 青木英祐
HP制作 土屋善康(合宿担当)・服部洋平
就職活動 高井敏行(合宿担当)
教員 柳澤武

巻頭の言葉(ゼミ論文集より抜粋)

 この専門演習(ゼミナール)は、私が名城大学に赴任して1年目の記念すべきゼミである。集まってくれたメンバーの多数が、希望するゼミの選抜に外れて本ゼミへとやって来たにもかかわらず、積極的に取り組んでくれた(ちなみに来年度の専門演習では、第2希望者が約2倍の競争率となり、希望者の半数が落選した)。第1回のコンパ(幹事:坂本君)には全員が参加し、表紙の写真のように楽しく歓談することができ、幸先のよいスタートであった。
 次の大イベントである合同合宿については、参加に対して消極的な意見も出たが、最終的には参加することで合意した(連絡係:土屋君)。とはいえ、これまで自主的に何かの報告のためのミーティングを行うという経験が無かったため、様々な面で苦労したであろうことは想像に難くない。さらに、合同合宿の相手方は、名古屋大学と南山大学であり、いずれも県下を代表する有名大学であることも、プレッシャーになったのではないかと思われる。こうして迎えた合同合宿では、緊張して途中でつっかかる場面もあったが、一応の報告を終えることができた。「是非後輩にも参加してもらいたい。下調べの重要さは痛いほどわかりました・・・」という服部君(ホームページ担当)の素直な感想が示しているように、両大学の先生からは厳しい質問を受け、戸惑いをみせることもあった。これは、リハーサルを入念に行わなかったため、本当は理解していた知識についても上手に表現できなかったのだと思われる。私の指導不足に起因することでもあり、若干反省した。いずれにしても、この経験は就職活動や社会に出てから行う各種のプレゼンテーションに生かされるであろう。何よりも、このゼミから「9人全員が参加」したことを、私は誇りに思う。何事も挑戦することから始まるし、そもそも挑戦しなければ実現することは絶対に無いからだ。
 最後に、本演習の締めくくりとなるゼミ論文集の発行(担当:青木君)ができたことは、執筆者全員にとって大きな自信となるであろう。これからは社会の荒波に放り出されることになるが、このゼミで学んだこと――それは労働法の知識というよりも、議論の手法やイベントの経験自体の方が重要かもしれない――を生かして、幾多の困難を乗り切って欲しい。私自身の気持ちとしては、皆さん全員に「優」の成績を贈りたい。


法学部10号館 研究室にて 柳澤 武