| 下記の文書はHTML表示及び匿名のため表記変換をしてあります。(実質内容は原文通り) | 
| 内容証明郵便につき一行20文字の制限あり。尚、縦書きを横書きに変換しました。 | 
| □□□□□質問ご回答依頼の件 | 
| 拝啓、貴殿益々ご清祥の段お慶び申し上げ | 
| ます。さて、平成一一年ネ第四〇八九号、損 | 
| 害賠償請求控訴事件(原審・東京地方裁判所 | 
| 平成八年ワ第一七〇三三号)の判決を平成一 | 
| 一年一二月二〇日に頂きました。その高等裁 | 
| 判所の判決を決定するためには東京地方裁判 | 
| 所の全ての書類を熟読の上、またその内容の | 
| 理解と判断の上でご判決を頂いたものと存じ | 
| ます。しかしながら東京地方裁判所の平成一 | 
| 〇年七月二七日付の●●●●の証人調書(写 | 
| )を別途書留郵便でお送り致します。それを | 
| 見ますと当方原告代理人の質問が記載されて | 
| おらず省かれています。また重要とする部分 | 
| が削除されていると想定致しています。それ | 
| は●●●●の答弁しか書かれていない不審な | 
| 調書であります。裁判所の正式な調書である | 
| にも関わらず、証人に対する質問が省かれて | 
| いる結果、誰が読んでも調書としての全容を | 
| 理解し判断する上で意味の不明な内容であり | 
| 、調書として要件を満たしていません。削除 | 
| されていない完全な証人尋問の記録は当方と | 
| しては大変重要な意味があります。それは証 | 
| 言内容に偽証の疑惑があります。裁判長及び | 
| 裁判官は勿論この不備な●●●●の証人調書 | 
| をお読み頂いてご判決を下されたものと信じ | 
| ています。高等裁判所のご判決の理由の中に | 
| も調書に不備があるとの記載もなく、原告や | 
| 被告に対して口頭で指摘もされていません。 | 
| 不幸にして裁判をしなければならない状況の | 
| 中で真実に照して原告及び被告に対して公平 | 
| かつ適切な日本の最高度のジャッジを頂くこ | 
| とを国民の一員として願う気持ちで裁判所に | 
| 託して参りました。しかし質問が省かれたこ | 
| のような不適切な証人調書が裁判所の正式な | 
| 調書として提出されたことに国民の一員とし | 
| て信じられない思いであります。証人尋問の | 
| 調書に関しまして以下の三項目につき然るべ | 
| きご回答を下さいますようお願い申し上げま | 
| す。一、判決に当たり、この不備な調書をお | 
| 読みになりましたのでしょうか。二、お読み | 
| ならば意味合いが理解できましたのでしょう | 
| か。三、当事者に不備な調書が存在すること | 
| の釈明が無かったことについてのその理由は | 
| いかなることでしょうか。上記の真実の理由 | 
| をお尋ね致します。私には納得ができない不 | 
| 審な裁判の過程を感じています。また大変不 | 
| 満とする判決を頂きました。私は東京地方裁 | 
| 判所及び高等裁判所の判決は上記のように不 | 
| 明瞭な理由により不適切な判決であったと想 | 
| 定致しています。一字一句の疑問や事実関係 | 
| を正して、厳正かつ公平な裁判をする裁判所 | 
| に対してこのようなことをお尋ねしなければ | 
| ならないことは国民の一員として甚だ悲しい | 
| ことであります。上記の三項目について恐縮 | 
| ですが一週間以内にご回答をお願い申し上げ | 
| ます。敬具 | 
| □平成一二年八月一七日 | 
| □元原告 東京都○○区○○△丁目△番△号 | 
| □□□□□□□株式会社 W T | 
| □□□□□□□□□代表取締役 OSMH | 
| 東京高等裁判所第一二民事部 | 
| □裁判長裁判官 伊藤瑩子 殿 | 
| □□□□裁判官 鈴木敏之 殿 | 
| □□□□裁判官 小池一利 殿 | 
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