泉ヶ岳

うららかな春の一日、泉ヶ岳の登山を楽しんだ。
表コースの雪渓を歩いたのが印象的だった。


平成14年4月21日(日)
日程:日帰り
天候:曇り
参加者: 広瀬(直)、斎藤、妻木、松崎、菅原(徳)、広瀬(登)、石川、佐々木、菅原(由)
コース:泉ヶ岳大駐車場〜表コース登山口〜山頂〜カモシカコース〜リフト〜野外活動センター


7:40 宮城県庁花時計前集合

8:45 表コース入り口に向かう。
4台の車のうち、2台を野外活動センター前の大駐車場に
置いて後の2台に分乗。


8:55 登山開始
うす曇の中をいざ出発。最初は比較的穏やかなのぼり。

登山道のそばには、キクザキイチリンソウ、ニリンソウ、
カタクリ、スミレなどの花々が可愛らしく咲いていた。
山桜も霧の中で見るとかえって美しい。

9:27〜9:36 休憩 微風あり。

10:00〜10:20 休憩
お菓子や水などで元気回復。休んでいると寒いくらいだった。

高度があがるにつれて岩が多くなる。
足元の不安定さに気を取られながらも、ふと周りを見渡すと
美しいブナ林に囲まれていた。
ブナ林に包まれているときのこの安らぎはどこからくるのだろう。
きっと生命を育む大きな包容力を持っているに違いない。

10:35 胎内くぐりの岩
巨石の積み重なりの中心に人が通れるほどの隙間があり、ここを潜り抜けると生まれ変われるらしい。女性は若返って美しくなるそうですから、訪れた方は是非くぐってみてください。

ドウダンの林にさしかかるとやや勾配が緩やかになり歩き易くなる。

  10:55 雪渓が続く。雪道がかえって面白い。
一瞬、ひがさすこともあり。

木々の根元の雪が木の体温で融けている。
あまり考えたことが無かったが、樹木は温かいんですね。

11:10 山頂に着く。ここで昼食。結構たくさんの登山者がいた。頂上からは霧の為周りの景色はほとんど見えず、寒いくらい。
温かい飲み物がほしくなる。
さっそくお湯を沸かして、カップ麺と熱いコーヒーを飲んだ。
みんなで持ち寄った漬物やソーセージは本当に美味しかった。
ご馳走様でした。


12:09 頂上出発 カモシカコースを下る。
表コースに負けないほどの急勾配。
みんな足元に注意を払いながらの下山。

12:50〜12:56 休憩
小粒の雨がぱらぱらと降る。
休憩したあたりには桜の木々が多かった。ブナは少ない。
桜はまだ硬い蕾で、花が開くのはまだまだ先のようだ。

林を抜けて緩やかな斜面になると笹林になる。
きれいに刈り払いされていて歩き易い。


13:15 岡沼。
周りには霧であまり見えず。岡沼から少し登っていくあたりに、ショウジョウバカマの花が美しく群生していた。しばし見とれる。
少雪の影響か水は無かった。それでも幻想的な風景が心に残る。

ラフォーレクライミングサークル(LCC)会長の広瀬さんから、泉ヶ岳登山道の講義を受ける。

13:33 下りのリフトに乗る。
リフトからは仙台市内がところどころかいま見えた。
スキーのゲレンデでパラグライダーを楽しんでいる人たちを見ているうちに、リフトに乗っている自分も空を飛んでいるような気がした。

13:43 リフトを降りる。泉ヶ岳野外活動センター到着。

14:05 表コース入り口に置いた車の回収終了。

汗をかき、冷えた体を根白石にある「明日の湯温泉」でほぐす。天然の上質な湯で5年前に発見されたとのこと。広い駐車場が有り、車にはありがたい。入り口はデイサービスセンター「泉和荘」の脇から入る。


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