船形山

晩秋の船形山。大滝キャンプ場登山口からの登山情報をお知らせします。

平成13年11月5日(月)
日程:日帰り
天候:晴れ(前日に雪が降った)
参加者: 広瀬、斎藤、妻木、菅原(貞)、松崎、佐々木、菅原(由)
コース:大滝キャンプ場〜山頂〜蛇が岳〜草原〜三光の宮〜大滝キャンプ場


前日にうっすらと雪が積もり霧氷を見ることが出来た。
そのせいか、空はよく晴れ渡り、澄んだ空気で遠くまで
くっきりと景色を見渡すことが出来た。

今年の目標だった「
船形山登山!」ついに実現!

船形山
そこには、秋と冬が一緒に存在していた。

升沢からの小荒沢林道は紅葉の真っ盛り。
紅系黄系の色の乱舞は、間近に見るだけに、
迫力ある美しさに圧倒される。
道路は走りやすく、乗用車でも30km位の速度なら
下を擦らずに進める。

8:25 色麻大滝キャンプ場登山口出発
雪解けでぬかるんだ道が少し歩きづらい。
こまめに服を脱いだり着たりしながら、
発汗を押さえつつ登る。

9:30 分岐点
ごく真近に霧氷が見られた。
登山道は雪山の様相で、氷と雪に足を取られる。

10:30 船形山、山頂到着
西には鳥海山・月山、朝日連峰・・・・
南には蔵王連峰、飯豊連峰・・・・
東には後白髪山、三峰山、泉が岳、北泉が岳・・・・
北には栗駒山・・・・・
360度の大パノラマが広がった。見とれっ放し。


昨年の火事以降に新設された山頂避難小屋にて昼食。
綺麗で快適な山小屋である。二階建て。
カップヌードルの熱いスープが、冷えた体を駆け巡り、
たちまち元気を取り戻す。
東京から来たという団体さん(20名近くはいたと思う)がどやどや入ってきたので、追われるように
後片付けをして出発する。

11:40 山頂出発
尾根がぎゅうぎゅう重なっている様子が
くっきりと見渡せた。
あまりの名景観に、寒さも我をも忘れて見入った。
名残を惜しみつつザックを肩にする。
下山は蛇が岳から草原コースをとる。

登山道を覆う松の大木の下でちょっと休憩。
不思議と休みたくなる場所です。

今までにどれほどの人が、この松の木の下で
足を伸ばしたことであろうか・・・。

蛇が岳から目の前に迫る後白髪山がまたいい!
でもどうして髪と書いてヒゲと読むのか疑問に思った。

13:30
湿原の木道を歩くとすぐに草原が広がる。

コーヒータイム


14:05
大自然の静寂を十分に堪能して出発。

14:39 三光の宮到着
大岩が重なるように組み合わされた不思議な所である。
三光とは、「月、日、星」の光のこと

尾根は風が強く、船形山山頂を見上げると、悪天を告げる笠雲がかかっていた。
少し暗くなってきたので先を急ぐことにした。

途中、沢を横切り

15:18
大滝キャンプ場到着.
多量に湧き出でる水がとてもおいしい。
空になった水筒に詰めて、家でコーヒーを楽しもう。
ここには、靴の洗い場があり、たわしが備えてあったので
ありがたかった。
今回歩いたコースは、風景を楽しみつつ
変化に富んだ歩行が出来る素晴らしいコースだと思う。
何度でも歩いてみたい。


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