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 更年期って何だろう  

 自分の心と体を見つめ直すとき...??  

思秋期って言葉に置き換えると、男の人にもありうるもの。
マラソンでいえば、折り返し地点を過ぎ、ギアを入れ替えるところ。
上手くかえられる人ばかりではないでしょう。
漠とした不安等...こんな症状がある、こんな気分がするなど、
あまり相手にしてもらえないような些細なことこそ大事に、
情報交換しませんか?

 我が家にある平凡社大百科事典によれば、
閉経年齢(平均48.9歳・個人差40〜55歳と大きい)の
前後計10年ほどを
更年期(閉経周辺期)という。
閉経は卵巣から分泌される女性ホルモンが
ほとんどなくなったために起こるもので、
実は卵巣ではそれ以前に排卵が停止している。

したがって、基礎体温を測定するなどして排卵の停止を知れば、
更年期の開始を早く正確に知ることが出来る。
 他の病変(癌・高血圧・糖尿病・貧血など)との区別の為には、
膣細胞診を調べてもらい、卵巣ホルモン(エストロゲン)分泌の
低下を知ることで診断がつく。

更年期障害の分類  

自律神経(血管運動神経)障害
卵巣ホルモンの減退が脳の自律神経の働きの失調を
引き起こすためで、
俗に<冷えのぼせ>と呼ばれる症状(顔面紅潮・動悸・発汗の反面、手足腰の冷え)
精神神経症状
いらいら、憂鬱、不安、記憶力や判断力の減退、頭痛、耳鳴り、不眠、手足のしびれ感、掻痒..
性器症状
月経異常(希発・過小月経、頻発・過多月経)、
不正性器出血(月経以外の思わぬ時期に出血が続く)。
外陰、膣、子宮の萎縮
注):上記の障害は、更年期女性の平均25%にみられ、軽度の症状を含めると75%の人が感じる。

 ☆簡単更年期指数チェック表(試してみてネ)
 症 状 なし
顔がほてる 10
汗をかきやすい 10
腰や手足が冷えやすい 14
息切れ・動悸がする 12
寝つきが悪い眠りが浅い 14
怒りやすくイライラする 12
くよくよしたり、憂鬱感
頭痛めまい吐き気がよくある
疲れやすい
10 肩こり腰痛手足の痛みがある
            総合計点
 














<上記↑↓更年期指数の自己採点の評価法>
       0〜25点:   異常なし
       26〜50点:  食事運動に注意
       51〜65点:  更年期、閉経外来で生活指導を
       66〜80点:  長期間の計画的な治療が必要
       81〜100点: 各科の精密検査、
長期の計画的な対応を
イライラや不眠、肩こりやめまいで
仕事や家事が手に付かない。
女性にとって更年期の悩みは深刻だ。
本人ばかりか医師さえも認識が足りず、
その場限りの治療で不調のトンネルから
抜け出せないケースも多い。
そんな中、
ここ数年で更年期専門の外来が増え、骨粗鬆症や動脈硬化といった、
その後に起こりやすい疾病の予防も視野に入れた
総合治療の動きが出始めている。
  一般には45〜55歳とされる更年期だが、
ストレスや無理なダイエット、等から
 確実に低年齢化している。
 激やせや喫煙、必要以上に締めたり圧迫するファッションが
ホルモン減少や骨の老化を早めることを認識し、20〜30代からの予防を
考えるべきである。 参考: <日経新聞1999.6.7より抜粋>


★予防と治療 
 やはりきつい症状の時は
産婦人科でエストロゲンの低下かどうかを調べてもらい、
時としてホルモン投与が必要な場合もあると思いますが、
自分の身体を自分で知ることで、
(前向きな姿勢、好きなことに熱中する、
スポーツ=ストレッチ体操・水泳・ウオーキング等、
バランスのとれた食事、排便、睡眠等)
上手く付き合っていけると思うし、そうありたい!!です。

追加部分【日本医師会(山口県医師会&埼玉県医師会)
(更年期・検索2000年7月5日・一部抜粋/下記部分)↓】

女性の平均寿命が80歳を越えた今では、
更年期はまだ人生の半ばをやっと過ぎたところ。
この時期に、女性の心と身体に顕著にあらわれる
さまざまな症状が「更年期障害」といわれるものです。
 なんとなく体も心もしゃんとしない。
身体のいろいろなところが悪いような気がして、
不安感がつのるといった「不定愁訴」がこれにあたります。
顔面紅潮(ほてり、のぼせ)、発汗(汗っかき)、
冷え性、肩こり、頭痛、動悸、めまい、
不眠、便秘・下痢、頻尿や尿失禁などがあげられ、
これらの症状はすべて、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が
急激に減少することによって
引き起こされる「自律神経の失調」が原因です。
 また、エストロゲンの不足によって起こる病気には、
「更年期障害」の他に骨が折れやすくなる「骨粗鬆症」、
心筋梗塞、脳卒中の原因となる動脈硬化を引き起こす
「高脂血症」などがあります。

更年期障害が気になり始めたら、まず全身的な精密検査をうけ、
それによって特別な疾患がみつからなかった場合、
症状を緩和する一つの方法として「ホルモン補充療法」があります。
 血中のホルモン濃度の確認、骨密度の測定、
コレステロールなどの血液検査や
肝機能のチェック、血圧測定、血栓症の有無を調べます。
乳がん・子宮体がんの検診も重要です。
 現在乳がんや子宮体がんにかかっている人、
過去にかかったことのある人はホルモン補充療法は
受けられません。
また、重い肝機能障害のある人や血栓症の既往のある人も受けられません。
 ホルモン補充療法の方法は、
閉経後はエストロゲン、黄体ホルモンの錠剤を毎日1錠ずつ内服
する方法が一般的です。
 内服開始後、予定外の軽い出血(不正出血)が見られることが
ありますが、
心配する必要はありません。
飲み続けていると自然に止まりますので、
服用を中止しないでください。
ホルモン補充療法によって、のぼせ、発汗、頭痛、不眠などの
更年期障害の改善だけでなく、
性交痛、骨粗髭症、動脈硬化の治療・予防にも効果があります。

私の場合! 
 (簡単な自己紹介: 
1950+α年生、三児の母親。
零細事務所事務員兼掃除婦兼お茶くみ兼居眠り担当者です。
宜しくっネ。)
 今まで順調そのものだった生理が突如不順になり始めたのが
約1年前。
少し過多月経気味で腰痛のひどい状態の月が3ヶ月。
次、過小ですぐ終わって
10日ほどでまた少量の出血がしばらく続き(12日位)。
これはおかしいと思い急いで基礎体温を測り始めました。
(病院へ行くのに資料が必要と思って)
でも迷っているうち、また普通になり、2〜3ヶ月止まり、
あってまた止まり、変な1年でした。
基礎体温はずっと低温が続いて排卵のない状態の時もあれば
きれいに高温期の顕れる月もあります。
今月はちゃんと排卵のある月でした。
こんなことを繰り返してたぶん衰えていくと思うと、
人生に重なってすごく憂鬱になり、そうすると、
肩こりや手足の冷え、肌荒れなどが
更年期の前触れなのか、運動不足なのか、
生活の不摂生なのか(たぶん複合でしょうが)いらいら...
そういえば判断力も鈍ったような..とか(もともとダ〜)
曖昧な自己診断であります。
1つ解ってることは運動不足!です。
嫌々(めんどくさい、すぐ飽きそう)
何か始めなければと考えています。
入浴は好きなんやけど(今はローズエッセンスを3滴入れた
リッチなお風呂に凝っている、幸せな気分になる、
肌に艶も出るみたいな気がする)
水泳ははずかしいし(身体がよけい硬直しそう)歩くはめんどう、
やはり風呂上がりのストレッチから続けることでしょうか。

 気分を高揚させる私なりの方法
アロマセラピーの部屋にも書いていますので、
まだの方は立ち寄ってみて下さい。
 顔のほてりが気になるとき
精製水180ccを小鍋で沸騰直前まで温め、
そこにオオバコのドライハーブ大さじ1を入れ、蓋をし、10分おき、
できた浸出液をカット綿に含ませ気になる部分に10分ほど貼る。
週1〜2回すると気持ちいいです。*肌が荒れてるときはしない*
「ハーブでつくるスキンケア」山梨幹子著/講談社*参考

 風呂上がりのストレッチ(バランス)体操5分=
筋肉をほぐし、身体のゆがみを直す
  1.両腕の水平あげ

       (ゆっくり両手を水平にあげる。
        一息ついたらバサッとおろす。3〜5回)
  2.足踏み
       (直立して、ひざが直角になるまであげ、
       その場足踏み。腕は前後に大きく振る。30〜50回)
  3.上体を横に、前後に曲げる
       (かかとをつけたまま、息を吐きながら腰に手をあて、
       ゆっくり苦しくなる手前まで曲げる。各3〜5回)
  4.身体を横にひねる
       (身体を横にゆっくりひねって後ろを向く。
       右にひねるときは左にかかとをうかす。
左をひねるときはその反対。交互に3〜5回)
  5.腕のあげおろし
       (息を吐きながら両手を頭の上にあげていき、
       つま先立ちに。
       吸いながらグッと伸ばす。
       吐きながらかかとと両手をバサッとおろす。3〜5回。

「すぐに役立つ家庭療法」 神谷節子・陣内秀喜著/七つ森書館*参考
我流自然療法効果(2000/7)    
 何の取り柄も自信もない。
でも卑下せず、一つでもポジティブな自分をみつけていくこと。
 ハーブを生活の中に取り入れ、
石鹸やシャンプーやバスオイルを手作りしたり調合する中から、
ホントに自分が好きなことや好きな香りを見つける、
その発見の喜びが、身体に、ものすごくいい影響をしていると
思います。

 昨日みたものも忘れる中、
「ほんとにすきなものはな〜ぁに?」って、
記すことが、自分の気持ちの整理や開放感にもつながりました。
 朝起きたときや机に向かっていて、立ち上がって歩き出したとき、
膝の痛みやこわばりを感じますので
動かして直す!?事を考え、
入浴&ストレッチ、
それにたまーーの、リッチ感のある
「アロマトリートメント」マッサージを
取り入れて行くことを始めています。
早歩きウオーキング30分もちょこちょこはじめて3ヶ月。
何とか続けられそうです。

とにかく、この年まできたら、一にも二にも健康第一! ;;^_^;;*で、
自己対話を続けようと思います。
 皆さんの将来の準備とか、自己管理やストレス解消法を
教えて下さい。

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