当研究室では、水産増養殖に関する諸問題について、個体レベル以上で見られる生物現象を対象に、主に生態学的な視点から研究を行っています。具体的には、藻場・干潟・河口といった浅海域をフィールドとし、そこに生息する水産動植物の生活史特性や個体群動態、群集構造、生物生産、環境に対する応答などを現地調査と飼育実験を通して明らかにします。そして、これら動植物の成長や生残に適した条件を解明することにより、水産増養殖のための方策を社会に提案していくことを目指します。

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