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英国ドライブ3
バースを後にして,A36でブリストルに向かいます.ブリストルは大きな都市ですが,立ち寄らずにそのままM4という高速道路に向かって走ります.M4でウェールズに入るときに初めて橋の通行料を徴収されました.後から気づいたのですが,通行料はイングランドからウェールズに入るときのみに課されて,ウェールズからイングランドに抜けるときにはありませんでした.ただ,イギリスの高速道路は無料なので,唯一の有料道路だったと言えます.
ウェールズに入ると英語とウェールズ語で案内表示が始まります.とっさにどちらの案内を読めば良いのか判断に迷ってしまうので,運転する身としては神経をすり減らした感があります.ラウンドアバウトも2周したところが何カ所かありました.
ニューポートの脇を通過して,カーディフに向かうM4の出口を出て,うろうろしながらカーディフ市街に入りました.これまた市街地の詳細な地図を持たない我々は,目的とするカーディフ城の前を何度か行きつ戻りつしつつ,駐車場を探します.偶然,近くの公園でお祭りが開かれていたためか,駐車場という駐車場が満車で,やっと見つけたときには30分以上経っていました.
城壁の中にある戦争博物展示スペースでは,ウェールズ出身の兵士で構成される部隊Queen's Dragon Guardの戦功が誇らしげに飾られていました.イギリスの皇太子がPrince of Walesの称号を受けるように,ウェールズとイングランドとの融和を保つために様々な配慮がされている一例に感じました.
参ったのが,海に近いカーディフでシーフードでも夕食に食べたいなと思ってメインストリートを歩いたときです.ファーストフード店やパブくらいしか開いていなかったのです.もちろん日曜日で安息日なのはわかりますが,もうちょっと観光客に配慮してくれても良いのにと思いつつ,結局はケンタッキーフライドチキンで済ませました.
![]() カーディフ城の城壁を外から眺めた様子です.内側からは戦争博物展示スペースに入ることができます. |
![]() 到着した時間が遅かったためにインテリア鑑賞を含むツアーには参加できませんでしたが,外からでも十分に古さが感じられます. |
![]() 城塞の全景です. |
![]() 城塞の近景で,風にはためいているのは白緑地に赤いドラゴンが描かれたウェールズ旗です. |
![]() 城塞の内側には階段がついていて,銃眼のついた部屋が3階くらいに分かれてあります. |
![]() 城塞の内側は円形の芝生として整備されています.城塞の一番上まで上ることもでき,見晴らしは良かったです. |