豊かな学校給食をめざす市民運動実行委員会が試行強行に抗議して申し入れ。(2000.8.4)


 豊かな学校給食をめざす市民運動実行委員会は、8月4日、市教育委員会に対して、「市民合意のないままでの民間委託等の試行に反対し、真の改善へ向けた取り組みを求める申入れ」を行いました。
 この日10時に市教委教育次長室を訪れたのは、市民運動実行委員会の品部代表委員以下5名で、市教委側は長尾教育次長が対応しました。

申入れ項目は次の2点です。

1. 市民合意・保護者合意のないままでの性急な民間委託やPTA委託試行強行の方針を撤回し、市民や保護者からの積極的な協力が得られる学校給食改善の方向を見出すことに努力してください。

2.教育委員会が直接責任を負う直営の優れた体制を守りながら、可能なコストの削減を図りつつ、改善充実に努力してください。試行に盛り込まれているコスト削減以外の改善部分の実施を急ぎ、全学校で可能なところから目に見える形で学校給食の改善を具体化してください。そのためにも、各学校に設置されている学校給食運営委員会を活性化し、具体的な改善項目を各学校ごとに整理して、市民に公表してください。

教育次長の返答
 教育次長は申入れに対して、試行指定校のPTAとは説明会や話し合いを何度も開いており、性急とは思っていないと開き直りの姿勢を示し、見守って欲しいなどと述べました。
 また、各学校に設置する学校給食運営委員会に関して、そこでの論議が市教委に伝わる仕組みがないので、そうした仕組みを作りたいとも答えました。

マスコミも申入れを報道
 翌日の新聞各紙(山陽・毎日・産経・岡山日日の4紙)は、この市民運動実行委員会による申入れを、報道してくれていました。

申入れ文はこちら (PDFファイルです。74K。)
 このファイルを読むためには、Adobe Acrobat Reader が必要です。お使いのパソコンにこのソフトがインストールされていない場合は、パソコン雑誌の付録についてくるCD-ROMからインストールするか、Adobe のホームページでダウンロードしてインストールしてください。)
   Adobe のホームページへ

トップページへ