私たちのめざす学校給食は
私たちは岡山市の学校給食を、子どもたちのために、そして私たち自身のために改善したいと考えます。その具体的な内容はつぎのとおりです。
詳しくは、「豊かな学校給食をめざす市民運動実行委員会」が作った学校給食パンフレットをごらんください。
学校給食パンフレットを読む
(PDFファイルです。833KBありますので、ダウンロードに時間がかかります。ファイルを読むためには、Adobe Reader が必要です。お使いのパソコンにこのソフトがインストールされていない場合は、パソコン雑誌の付録についてくるCD-ROMからインストールするか、Adobe のホームページでダウンロードしてインストールしてください。)
Adobe のホームページへのリンク
こんな給食を作りたいですね
☆ 危険な輸入農産物や遺伝子組み換え食品を使わず、安全で新鮮な地場の
農産物を使った給食。 ☆ 学校や地域、子どもの食の状況をふまえた学校独自の献立を、子どもや親、 教師も加わって作る給食。 ☆ 安全であたたかみがあり、献立に合った食事マナーを身につけるのにも役立つ 食器を使った給食。 ☆ 子どもが食の力を身につけたり、日本の豊かな食文化が子どもや地域にも伝わ る給食。 ☆ 作る人とのふれあいがあり、温かいもの、冷たいものがおいしく食べられる給食。 ☆ 子ども同士はもちろん、農家の人や心を込めて作ってくれる栄養士や調理員さん、 先生とも心がふれあう給食。 |
ここを充実させましょう
[具体的な改善要望項目]
これは、私たち「良くする会」が呼びかけて結成した「豊かな学校給食をめざす市民運動実行委員会」として、市教育員会に対して申し入れをした内容です。
1. 調理や献立の内容の改善について
@統一献立をやめて、原則として各学校で地域性や学校に合った献立を、子どもや保護者、教師の参加も保障しながら立てる。
Aご飯も各学校で炊き、日本食を伝える米飯給食の回数も増やす。
B子ども一人ひとりの健康状況をつかみ、アレルギー除去食など、各々の子どもに対応した給食を提供する。
C職員の休憩時間も臨機応変にして、子どもたちにできたての、温かいものは温かく、冷たいものは冷たい食事を提供する。
2.給食材料に関する改善について
@各学校で、地域の生産者と連携し、作り手の顔が見える野菜や果物などの食材を購入できるようにする。
A一括購入方式の良さと問題点を洗い直し、各学校で購入することを基本に抜本的な改善を図る。
B食品の残留農薬をきちんと調べ、できるだけ農薬を使っていない、食品添加物のない食材を使う。
C地域の高齢者の生きがい対策として、休耕田や畑でお年寄りが作った野菜を学校給食に活用するための制度を作る。
3.施設や食器の改善について
@すべての小中学校の学校給食を自校方式にする。
Aステンレス食器を強化磁器等に切り替え、温かみと情緒を育む給食になるよう配慮し、箸の提供も含めて、献立にふさわしい数と種類の食器を使う。
Bゆとりある給食時間を確保するとともに、全校にランチルームを作って、子どもたちが楽しく食べられるようにする。特に、新設校には空調設備を整えた「食堂」を設置する。
4.学校給食をより教育効果のあるものにし、地域や家庭の食を改善するための取り組みについて
@子どもや親も参加できる学校給食にしてください。そのために、定期的に父母と語り合う場を学校ごとに作る。
A外国の料理を取り入れて授業と連携させるなど、献立を教材として生かして、子どもたちの学びに役立てる。
B学校給食を生かした子どもたちへの食指導をいっそう発展させ、子どもたちに食の能力を育て、日本の食文化を伝承させる。
C三期休業中も含め、学校や公民館などを利用して、栄養士さんや調理員さんを講師にして伝統食などの料理講習会を開く。
D家庭への「給食だより」の発行を増やし、家庭向けの「レシピ集」も作って、地域や家庭に届けるなど、地域や家庭の「食」の改善に貢献する。
5.学校給食の内容やレベル、安全性を向上させるための改善について
@調理員さんや栄養士さんが専門性を高め、より豊かな学校給食を実現できるよう、専門・実務研修を充実させる。
Aすべての学校で保護者、教師、栄養士、調理員が定期的に給食問題を研究し討論する場や給食を試食したり改善を話し合う場、子どもたちも主体的に関われる場を何らかの形で制度化する。
B食材や調理、調理機器の衛生検査を、食中毒の範囲からダイオキシンや添加物の検査にまで広げ、学校給食における食の安全を確立する。
6.給食施設や体制を生かし、その効率的な運用を図るための新たな制度の創設について
@三期休業中の学童保育の子どもたちに給食を作ってください。また、部活をしている子どもたちへの補助食の提供も検討する。
A独居高齢者への配食サービスのために、お弁当を学校給食調理場を利用して作り、ボランティアの応援も得て、地域の一人ぐらしのお年寄りに届けられるようにする。また、学校のランチルーム等を開放して、地域住民のボランティアの応援も得ながら、元気なお年寄りのための食事会を開く。
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