Ms.Witch 10月のレッスン

今月はMs.Witchがハロウィーンのアクティビティーやゲームを
ご紹介します。

Halloweenって何?
昔、人々は魔女や幽霊の存在を信じていました。ハローウィーンは昔、偶像信者の祭日であった"All Hallows Eve"(神聖な儀式の日の前夜)から由来してしていると言われています。All Hallows Eve(Halloween)はお化けや恐ろしいものが現れる夜です。昔、ケルト族(もとブリテン諸島、スペイン、小アジアにかけて住んでいたインドーヨーロッパ系人種の一派で現在はIreland, Wales,Scotland高地などに住む)の人達はその夜にやってくる悪魔を追い払うため、動物の格好をして、大きなかがり火を焚いたそうです。
もう一つの伝説は、ジャックという意地悪な男の話です。彼は死んでから、行いが悪かったため天国へは行けませんでした。行くところもなく、くり抜いたかぶに熱い石炭で火をともして地上をさまよっていたそうです。彼は"Jack of the Lantern"として知られていました。
後にその儀式は、ずっと穏やかな形のお祭りに変わっていきました。ケルト族の人々のように、今も子供達はハロウィーンに変装をして楽しんでいます。20世紀の初めに"trick or treat"(家を訪ね歩いてキャンディーやお菓子をもらいます)はハロウィーンに広く行われるようになり、jack-o'-lanternsはかぶではなく、カボチャをくり抜いて作るようになりました。
Halloweenのもともとの起源は不気味な感じのするものですが、現在は変装を楽しみ、お化けの明るい側面を楽しむようなお祭りとなって親しまれています。


ゲーム・アクティビティー

Black and Orange (対象:幼児・小学生)
用意する物:黒、オレンジの色画用紙
黒とオレンジはハロウィーンの色です。黒は夜を、オレンジはカボチャを連想させます。
生徒達に家庭から黒かオレンジの物を持ってきてもらいます。生徒は"I have a(some) black/orange〜"
と言って黒かオレンジの色画用紙の上に置いていきます。先生はボードにリストを書いていきます。

Pass the Pumpkin(対象:小学生)
用意する物:小さなカボチャ、またはそれに代わる物。
1.生徒は輪になって座ります。
2.単語のテーマを決めます。(動物、果物、野菜、など習った単語)
3.カボチャを持った生徒はテーマに沿った単語(動物がテーマならlionなど)を一つ言ってから、カボチャを隣の人に渡していきます。
 単語が言えなかったり、テーマに沿わない単語を言ったらアウトです。

Trick or Treat Game(幼児・小学生)
用意する物:紙袋、5cm四方ぐらいの紙を生徒の数と同数枚あるいはそれ以上
1.あらかじめ、紙に"close your eyes", "touch your nose"などの命令を書いて紙袋に入れておきます。
2.生徒達は順番に"Trick or Treat"と言って紙袋の中から紙を一枚引きます。先生が命令を読み上げて、
生徒がその通りにできたら、"treat"と言ってシールやキャンディーをあげます。
高学年の生徒には、自分で読んでもらってもいいでしょう。できなかった場合は"Sorry, try again."と
言って、列の最後に並んでもらい、もう一度挑戦してもらいます。

カボチャを描きましょう(幼児・小学生)
いろいろなカボチャを描きましょう。なんとなく描くのではなく、Happy pumpkin, scary pumpkin, hot pumkin,
young pumpkinなどテーマを決めてカボチャを描きます。どんなカボチャを描いたのか発表し合います。
絵は教室や部屋に飾りましょう。花屋さんなどで小さなカボチャが安く手に入るようでしたら、それにいろいろな
表情の顔を描いて飾っても楽しいでしょう。

How many pumpkins? (小学生)
用意するもの:帯状に細長く切ってつないだ紙、鉛筆
クラスをふたつのチームに分けます。生徒はそれぞれ鉛筆を持ちます。
"pumpkin"という単語をひとり1文字ずつ書いて、決められた時間内にたくさん"pumpkin"の単語を
書いたチームが勝ちです。例えば1番目の人が"p" という文字を書いたら次の人は続けて"u"と書き
また次の人に紙を送っていくという方法です。
pumpkinの他にもハロウィーンに関係ある単語を書いていってもいいでしょう。

ハロウィーンビンゴ (幼児〜小学生)
ビンゴのマス目を書き、ハロウィーンに関係する単語を書いてビンゴゲームをします。
pumpkin、 bat、black cat, witch、spider 、gravestone、skelton、lantern、 monster、
boo、mummy etc.
小さなお子様向けには、マス目の中にカボチャや黒猫の絵を描いて(マス目によって数を変える)
数字のビンゴをしても楽しいです。

Hunt for the pumpkins (小学生)
準備:カード状にカットした紙にかぼちゃの絵を描き(生徒に5〜6枚ずつ絵を描いてもらいましょう)かぼちゃの絵の横に数字(1〜10)の数字を書きます。
生徒が教室に入る前に指導者はカードを教室内のいろいな場所に隠します。
スタートの合図と同時に生徒にカードを探させます。(5分〜10分)。ストップの合図で生徒は自分の席に戻ります。見つけたカードの数字を全部足して一番数が大きい人が優勝です。グループに分けてグループ対抗にしてもいいでしょう。また、かぼちゃの絵の他に黒猫やお化けの絵をカードに描いてもよいでしょう。

Friendship Web (小学生)
大きめのボール紙を丸く切り抜き、(大きい段ボール箱を利用すると良いでしょう。)黒かオレンジ色に色を塗ります。白い毛糸を一巻用意します。
丸くカットした紙を床に置き、生徒はその周りに座ります。一番目の人は "I'm rolling this to my friend, Mika" のように言って 毛糸を名前の人に転がします。指導者は毛糸を紙にテープで固定していきます。これを繰り返すと"Friendship Web" が出来上がります。教室の壁に貼って、蜘蛛の絵やクラフトで飾ります。 



ハロウィーンマスク