12月のレッスンアイディア

クリスマスツリー

クリスマスにはどうしてクリスマスツリーを飾るのでしょう?
もともとクリスマスツリーは、アダとイヴが誘惑に負けて手を出してしまったリンゴの木がイメージされていたそうです。クリスマスツリーにリンゴ(赤いガラス玉)を飾るのはそこからきているそうです。しかし、それだけではクリスマスのもみの木は禁断の木、罪の木、死の木を意味することになってしまいます。そこで「ホスティア」という教会で行うミサのときに用いるパンを飾るようになりました。ミサでは集まった信者にパンと葡萄酒が配られますが、パンは十字架の上のイエス・キリストの体、葡萄酒はその血とされています。パン(ホスティア)を食べることで、キリストとひとつになり、新しい命をいただくことになるのだそうです。そこで、ホスティアの形どった飾りのパン(クッキー)をツリーに飾るようになりました。こうすることで、罪の木、死の木が命の木、祝福の木となったのです。やがてツリーにはキリストの誕生がこの世に光をもたらしたことの象徴としてローソクも飾られるようになったということです。色とりどりのオーナメントで飾られたクリスマスツリーは、もともとは人間の死と再生がイメージされていたのですね。
(参考:教文館「クリスマスの起源」)

クリスマスに楽しめるゲームを中心にお届けします。

1. Santa Says 
(対象:幼児〜)
Simon Says と同じ要領で遊びます。サンタ役の人がいろいろな命令を出しますが、命令の頭に"Santa says"と言えば、命令に従い、言わない時は従ってはいけません。

2. ライティングリレー (対象:小学生〜)
細長い紙を用意します。生徒を2チームに分けます。startの合図と共に、一番目の人から順番にアルファベットをAから一人一文字づつ書いていきます。早くZまで書き終えた方が勝ちです。アルファベットの順番が違っていたり、字が間違っていたら減点です。

3. クリスマス ストッキング
用意する物:
ペーパーバッグ(クリスマスの靴下の絵を大きく描く)2枚
キャンディー
スプーン
ボール(bowl)

生徒を2チームに分けます。靴下の絵の描いた袋を口を大きく開けて壁に貼り付けます。
キャンディーの入ったボールとスプーンを各チームの前に置きます。一人ずつ順番にボールからキャンディーをスプーンですくっ、自分のチームの靴下のところまで運び、中に入れます。たくさんキャンディーを入れた方が勝ちです。

4. 質問ゲーム
クリスマスソングのテープまたはCDを準備します。生徒は輪になって座り、音楽が始まると同時にボール(手で渡せる物なら何でもOK)を隣に手渡していきます。先生は音楽を適当なところで止めます。止まった時にボールを持っている人は先生(または他の生徒)の英語の質問に答えなければなりません。